ESETがSNS“LinkedIn”を悪用した企業人事担当になりすましたサイバー攻撃検知 北朝鮮のハッカーグループ関与か

セキュリティ企業「ESET」から、ハッカーグループによるビジネス特化型SNS“LinkedIn”を悪用したサイバー攻撃が確認されているとの情報を公開しております。

概要

ESETによると、ハッカーグループは“LinkedIn”上でアメリカ防衛関連企業コリンズ・エアロスペースやゼネラル・ダイナミクスの人事担当者になりすまし、企業内のシステム内に侵入および機密窃取を目的としているとのことです。

ハッカーはLinkedInのプライベートメッセージ機能を利用し、「仕事のオファーがある」との内容と悪性のコードが埋め込まれたファイルを添付し中欧の防衛および航空宇宙関連企業にアプローチしていたことが確認されており、少なくとも2社のシステム内に侵入していたことが明らかになっております。

ESETの調査から一連のサイバー攻撃元は特定できなかったものの、北朝鮮のハッカーグループが関与しているものと見立てております。
 

【参考URL】
リンクトイン利用したハッカー、欧州の防衛企業に不正侵入=調査

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