松やになどの天然素材を使った化学製品メーカー「ハリマ化成グループ」の米国子会社2社でサイバー攻撃被害が検知された。
攻撃は2026年2月3日に確認され、ランサムウェアによる不正アクセスだったという。
対象となったのは「Harima USA, Inc.(ハリマUSA社)」と「Harimatec Inc.(ハリマテック社)」の社内システムで、グループの従業員および退職者を含む14名の個人情報が外部に流出した可能性が懸念されている。
なお攻撃の具体的な手法や犯行グループに関する情報は明かされていないが、外部の専門家と共同で被害の全容と影響の範囲を詳しく調べているという。
公表では、不正アクセスによるシステムトラブルは短期間に限定されており、強化されたセキュリティ措置を施した上で完全に回復したと報告。
生産活動を含めた事業全体に深刻な打撃はないとし、日本国内の事業運営には影響を及ぼしていないと説明している。
同社は直ちに警察当局へ相談し、個人情報保護委員会へも報告を行っている。
また、流出の懸念がある個人情報については、該当者に対して個別に連絡を取り、必要な支援を進めているとのこと。