2万名以上の人材派遣労働者情報が流出　「個人情報悪用されたくなければ…」との脅迫も【アットキャド】

人材派遣業を展開する「株式会社アットキャド」において、第三者からの不正アクセスを原因とする個人情報流出が発生している。

概要

不正アクセスが判明したのは8月12日。
派遣労働者や求職者の情報を保管しているサーバーが被害を受けた。
また、影響を受けた対象者に「個人情報を取得した、悪用されたくなければ」などの脅迫メールが届くなどの事態が確認されている。

影響範囲

当該不正アクセスにより、以下情報が流出したことが確認されている。
流出対象：
派遣労働者および求職者21,751人
流出した情報：
氏名、住所、電話番号、メールアドレス、学歴、職務経歴、在留資格など

対応

アットキャド社は、被害を受けたサーバーをネットワークから遮断し、調査機関や警察などと連携した調査対応を実施。
また、攻撃者からの不審なメールを受信した際は金銭を支払わないよう呼びかけ。
同社サービス登録時のパスワード変更を推奨している。