システム改ざんやランサムウェア攻撃で顧客への影響も【データブロード】

データ放送制作システムの開発や放送コンテンツなどの制作を手掛ける「株式会社データブロード」において、第三者からのサイバー攻撃被害が確認された。

概要

データブロード社によると、攻撃が判明したのは2021年11⽉10⽇。
第三者は、同社の保守端末へ不正アクセスを実行。
その後、システム改ざんやランサムウェア混入などの攻撃を行ったとみられている。

被害状況

現時点で機密に関わる情報流出はないと説明されているが、当該攻撃により同社の顧客にも影響が出ているとのこと。
なお、詳細については明かされていない。

対応

被害を受けた保守端末は、代替え機により運営を実施。
改ざんされたシステムは初期化および復旧が進められている。
現在、影響が出た顧客への注意喚起およびセキュリティ調査が進められている状況とのこと。