サイバーセキュリティに特化したセミナー/展示会イベント「Security Days Fall 2026」が、10月21日から23日まで、JR高輪ゲートウェイ駅直結のTAKANAWA GATEWAY Convention Center(東京都港区高輪2-21-2 THE LINKPILLAR 1 SOUTH B1F・B2F)で開催されている。参加費は無料だが、イベント公式サイトからの来場登録が必要。主催・運営は株式会社ナノオプト・メディア。
事案の詳細
「Security Days Fall 2026」は、サイバーセキュリティ領域に焦点を当てたセミナーと展示会で、会期は10月21日から23日までの3日間。今回から会場をTAKANAWA GATEWAY Convention Centerに移し、前回開催時よりもスペースを拡大している。
会期中は、約120社が参加し、官学のキーパーソンらが登壇するセミナーを約180セッション実施する。このうち約40セッションは、グループワーク、机上演習、ハンズオンなどを取り入れた「実践型ワークショップ」形式で、前回開催時の約2倍に当たる。
イベントでは、AIに関わるリスクや情報漏えい対策を含むサイバーセキュリティ上の課題が扱われている。セミナーによる知識共有と展示による製品・サービス紹介を通じ、参加者が最新の動向や具体的な対策を学べる構成となっている。
影響と背景
AIのリスクや情報漏えい対策が主要なテーマに含まれていることは、企業や組織が従来の防御策だけでなく、AIの業務利用に伴う管理や情報の取り扱いまで含めて、セキュリティ対策を検討する必要がある状況を反映している。
また、実践型ワークショップが約40セッション設けられていることから、知識の習得だけでなく、グループワークや演習を通じて、実際のインシデント対応や運用上の課題を考える機会にも重点が置かれている。
なお、「Security Days Fall 2026」は国内5都市で開催され、札幌、大阪、福岡の会場はすでに終了している。東京会場に続き、10月28日・29日にはJPタワー名古屋 ホール&カンファレンス(愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 KITTE名古屋3F)で名古屋会場が開催される予定。
対策・今後の展望
本イベントは、AIのリスクや情報漏えい対策など、サイバーセキュリティ課題に関する情報を集中的に得る機会となる。組織としては、セミナーや実践型ワークショップで得た知見を社内の課題整理に結び付け、展示で紹介される製品・サービスも含めて、現状の対策を見直すことが考えられる。
- AIに関するリスク:社内で利用しているAIの用途、扱う情報、管理責任者を整理し、利用ルールと点検体制を整備する。
- 情報漏えい対策:外部に出してよい情報と出してはならない情報を明確化し、アクセス権限、持ち出し、委託先管理などの運用を定期的に点検する。
- 実践型ワークショップの活用:演習で得た課題を自社のインシデント対応計画や教育内容に反映し、実際に機能する体制づくりにつなげる。
- 参加手続き:東京会場への参加は無料だが、イベント公式サイトからの来場登録が必要。名古屋会場も参加費無料で、公式サイトから来場登録を受け付けている。
CSRIからの現場アドバイス
【現場で何が起きているか】CSRIが支援する中小企業のMDR運用やセキュリティ診断の現場では、情報漏えい対策が「規程はあるが運用が回っていない」「例外対応が増えて形骸化している」といった形で課題化しやすい。AIの利用も部署単位で進み、全社の管理が追い付かない相談が増えている。詳細は現時点で不明。
【平易な解説】AIのリスクや情報漏えい対策は、便利な道具を使うほど、置き忘れや持ち出しの管理が難しくなる状況に似ている。技術を導入するだけでなく、使い方のルールと点検の仕組みを整えなければ、想定外の情報の取り扱いにつながりやすい。
【今週中にできること】まず、社内でAIを業務に使っている部署と用途を棚卸しし、誰が管理責任を持つかを決めて周知する。次に、情報漏えい対策として「外部に出してよい情報・だめな情報」を総務と現場で再確認し、迷ったときの相談先を一本化する。最後に、セミナーや実践型ワークショップで得た論点をチェックリスト化し、会議で優先順位を付ける。
参照: 高輪ゲートウェイで10月23日まで「Security Days Fall 2026」開催中 AIのリスクや情報漏えい対策など、サイバーセキュリティに特化したセミナー/展示会