インスタが乗っ取られたらどうなる?7つの被害と今すぐやる対処法

Instagram(インスタグラム)が乗っ取られると、アカウントにログインできなくなるだけでなく、勝手な投稿や詐欺DMの送信、プロフィールの改ざん、写真やメッセージの閲覧などが行われる可能性があります。

被害を広げないために重要なのは、現在Instagramへログインできるかどうかで対応を分けることです。

まだログインできる場合は、すぐにパスワードを変更し、見覚えのない端末をログアウトさせてください。ログインできない場合は、Instagram公式の乗っ取り復旧手続きを進めます。

また、Instagramと同じパスワードをメール、ほかのSNS、通販サイトなどでも使用している場合は、Instagram以外にも不正ログインされていないか確認が必要です。

この記事では、インスタが乗っ取られたらどうなるのか、被害の進行度を確認する方法、ログインできる場合・できない場合の対処法を解説します。

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【まず確認】インスタ乗っ取りの状態別チェック

現在の状況考えられる状態今すぐ行うこと
身に覚えのないパスワード再設定メールが届いた第三者がログインやパスワード変更を試している可能性があるInstagramから届いた公式メールとログイン履歴を確認する
見覚えのない端末や地域からログインされている第三者に不正ログインされている可能性が高いパスワードを変更し、見覚えのない端末をログアウトさせる
勝手な投稿やDMが送信されているすでにアカウントを不正操作されているパスワード変更、不審な投稿の確認、フォロワーへの注意喚起を行う
プロフィールや外部リンクが変更されている詐欺やスパムにアカウントを悪用されている可能性があるプロフィールを修正し、不審な連携アプリやログイン端末を解除する
登録メールアドレスや電話番号が変更されているアカウントを奪われつつあり、通常のパスワード再設定ができない可能性がある変更通知を確認し、Instagram公式の復旧手続きを進める
パスワードを変更され、ログインできない乗っ取りが進行し、本人がアカウントを管理できない状態Instagram公式の乗っ取り復旧ページから本人確認を行う
フォロワーへ詐欺DMが送られているなりすましによる二次被害が発生している可能性があるLINEやほかのSNSで、届いたDMやリンクを開かないよう注意喚起する
同じパスワードを使っている別サービスにも不審な履歴があるInstagram以外にも不正ログインが広がっている可能性があるメールを優先し、同じパスワードを使っている全サービスのパスワードを変更する
不審なアプリをインストールしたアカウントだけでなく、端末自体が侵害されている可能性があるネット接続を切り、端末のスキャンや専門家への相談を検討する
第三者にスマホやパソコンを遠隔操作させた端末内の情報を閲覧・取得された可能性がある自己判断で初期化せず、操作記録を保存して専門家へ相談する

身に覚えのないパスワード再設定メールが届いただけでは、必ずしも乗っ取られたとは限りません。ただし、自分で再設定を申請していない場合は、ログイン状況とInstagramから届いた公式メールを確認してください。

Instagramでは、アカウントセンターの「パスワードとセキュリティ」から、最近ログインした端末やInstagramが送信した最近のメールを確認できます。公式メールの履歴は過去14日分を確認できます。

インスタが乗っ取られたらどうなる?

はじめにInstagramが乗っ取られるとどのような症状が見られるか解説します。

アカウントにログインできなくなる

第三者にパスワードを変更されると、本人でもInstagramへログインできなくなる可能性があります。

さらに、登録しているメールアドレスや電話番号まで変更されると、通常のパスワード再設定ができず、アカウントを取り戻すために本人確認が必要になる場合があります。

Instagramは、第三者にアカウントへアクセスされた場合やログインできない場合、専用の復旧ページから手続きを行うよう案内しています。

インスタに登録したメールアドレスや電話番号を変更される

乗っ取り犯がインスタアカウントの登録メールアドレスや電話番号を書き換えると、パスワード再設定用のメールや認証コードを受け取れなくなります。

Instagramからメールアドレス変更の通知が届いている場合は、通知内の案内から変更を取り消せる可能性があります。

身に覚えのない変更通知が届いた場合は、メールを削除せず、送信元が正規のものか確認してください。Instagramによると、メールアドレス変更の通知は「security@mail.instagram.com」から送信されます。

プロフィールや投稿を改ざんされる

乗っ取られたアカウントでは、プロフィール写真、ユーザーネーム、自己紹介文、外部リンクなどを勝手に変更されることがあります。

プロフィール欄に詐欺サイトや投資サイトへのリンクを掲載されたり、身に覚えのない商品や暗号資産に関する投稿をされたりするケースもあります。

過去に投稿した写真や動画を削除される可能性もあるため、本人がアカウントを取り戻しても、以前の状態へ完全に戻せないことがあります。

写真やDMを閲覧される

第三者がアカウントへログインできる状態では、投稿している写真や動画だけでなく、DMの内容を見られる可能性があります。

DMに住所、電話番号、勤務先、家族構成、取引情報などを記載していた場合は、それらの情報をなりすましや詐欺に悪用されないか注意が必要です。

非公開アカウントであっても、乗っ取った第三者はアカウント内の情報へアクセスできるため、公開範囲だけで安全とは判断できません。

フォロワーへ詐欺DMを送られる

乗っ取られたアカウントは、本人になりすましてフォロワーへDMを送るために悪用されることがあります。

代表的な内容は以下のとおりです。

  • 投票やアンケートへの協力を求める
  • SMSで届いた認証コードを聞き出す
  • 投資や暗号資産の勧誘を行う
  • 不審なログインページへ誘導する
  • 電子マネーの購入や送金を依頼する

普段から交流しているアカウントから届いたDMに見えるため、フォロワーが信用し、被害が連鎖する可能性があります。

身に覚えのない投稿やDMがある場合、Instagramはパスワード変更、不審な外部アプリの解除、二段階認証の設定を案内しています。

アカウントが停止・削除される

乗っ取った人物がスパム投稿や詐欺DMを繰り返すと、フォロワーから通報され、アカウントが利用停止になる可能性があります。

また、投稿を削除されたり、アカウントそのものを削除されたりすると、写真やフォロワーとのつながりを失うおそれがあります。

企業アカウントでは、偽のキャンペーンや詐欺投稿によって顧客が被害を受け、企業への信用が損なわれる可能性もあります。

別サービスへ不正ログインされる

Instagramと同じメールアドレスやパスワードを別のサービスでも使用している場合は、ほかのアカウントにも不正ログインされる可能性があります。

特にメールアカウント、SNS、ECサイト、クラウドストレージ、決済サービス、ネットバンキングへの不正ログインには注意しましょう。

Instagramのパスワードだけを変更しても、同じパスワードを使用しているサービスが残っていれば、被害が続くおそれがあります。

インスタに不審なログイン・位置情報が表示された?原因と今すぐやるべき対処法>

Instagramが乗っ取られてもまだログインできる場合の対処法

パスワードを変更する

Instagramが乗っ取られ、まだアカウントにログインできる場合、アカウントのパスワードをすぐに変更しましょう。ログイン可能な状態であれば、他の端末から不正アクセスされている可能性があるため、速やかに強固なパスワードに変更します。英数字・記号を組み合わせた長めのパスワードが推奨されます。

あわせて、他のサービスと同じパスワードを使い回していないかも確認しましょう。パスワード変更後はログイン履歴を確認し、見覚えのないアクセスがあればすぐにログアウト対応を行いましょう。

見覚えのない端末をログアウトさせる

Instagramのアカウントセンターから、現在ログインしている端末を確認します。

一般的な確認手順は次のとおりです。

  1. Instagramのプロフィール画面を開く
  2. メニューから「アカウントセンター」を開く
  3. 「パスワードとセキュリティ」を選択する
  4. 「ログインの場所」を開く
  5. 見覚えのない端末を選択してログアウトする

アカウントが不正ログインされている場合もあるので必ずパスワード変更だけで終了せず、見覚えのない端末が残っていないか確認してください。

不審な連携アカウントや外部アプリを解除する

第三者が不審な外部アプリや別アカウントを連携していると、パスワード変更後も情報へアクセスされる可能性があります。

アカウントセンターに見覚えのない連携アカウントがないか確認し、Instagramへのアクセス権限を持つ外部アプリやウェブサイトも確認してください。

Instagram公式は、不審な投稿などがある場合、見覚えのない連携アカウントの削除と、疑わしい外部アプリのアクセス解除を案内しています。

二段階認証を設定する

パスワードを変更した後は、二段階認証を有効にします。

二段階認証を設定すると、パスワードだけでログインされることを防ぎやすくなります。Instagramでは、アカウントセンターの「パスワードとセキュリティ」から二段階認証を設定できます。

認証コードやバックアップコードは、他人へ送らないでください。知人のアカウントから依頼された場合でも、乗っ取られたアカウントによる詐欺DMの可能性があります。

勝手に送信されたDMや投稿を確認する

身に覚えのないDM、投稿、ストーリーズ、プロフィールリンクなどを確認します。

詐欺リンクや不審な投稿がある場合は削除しますが、企業アカウントや金銭被害が発生している場合は、削除前に画面のスクリーンショットを保存してください。

フォロワーへ注意喚起する

乗っ取り中に詐欺DMや不審なリンクが送られている場合は、Instagram以外の連絡手段も使用し、フォロワーや知人へ注意喚起してください。

次のような内容を伝えます。

「Instagramアカウントが不正利用されました。私のアカウントから届いたリンク、投票依頼、認証コードの確認、送金依頼には応じないでください」

アカウント乗っ取り時には、連絡先へ不審なリンクや添付ファイルに注意するよう伝えることが、二次被害を抑える対応の一つです。

インスタが乗っ取られてログインできない場合の対処法

パスワードの再設定を試す

Instagramのログイン画面から「パスワードを忘れた場合」などを選択し、ユーザーネーム、メールアドレス、電話番号を使用して再設定を試します。

登録メールアドレスや電話番号を利用できない場合は、「別の方法を試す」などの案内から本人確認を進めます。

Instagram公式サイトのヘルプセンターに乗っ取りを報告する

自力での復旧が難しい場合や、すでにログインできなくなっている場合は、Instagram公式サイトのヘルプセンターに直接アカウントの乗っ取りを報告しましょう。

Instagram公式サイトのヘルプセンターのページにアクセスし、「なりすましアカウント」の報告や「アカウントにアクセスできない場合」の操作手順の説明に沿って操作しましょう。本人確認が求められる場合は、指定された項目に返信する必要があります。

Instagram側で本人確認が完了し、何らかの対応を実施した後にメールが返信されるので、受信したメールの指示に従ってください。

登録メールアカウントの安全を確認する

Instagramへ登録しているメールアカウントが乗っ取られている場合、Instagramの復旧メールを第三者に確認される可能性があります。

メールのパスワードを変更し、見覚えのないログイン履歴、転送設定、復旧用メールアドレス、外部アプリの連携などを確認してください。

インスタの乗っ取りを専門家に相談

Instagramアカウントが乗っ取られただけであれば、まずInstagram公式の復旧手続きを行います。

一方で、次のような状況では、アカウントの復旧だけでなく、端末や情報漏洩の調査を検討してください。

  • Instagram以外のサービスにも不正ログインされている
  • 身に覚えのないアプリや構成プロファイルをインストールした
  • 不審なリンクからIDやパスワードを入力した
  • 遠隔操作アプリを入れ、第三者に端末を操作させた
  • スマートフォンやパソコンの動作に異常がある
  • 仕事用の資料や顧客情報を保存した端末だった
  • 不正アクセスの証拠を残す必要がある
  • 情報が閲覧・持ち出しされたか確認したい

調査会社が行うのは、Instagramアカウントそのものの復旧ではありません。パソコンやスマートフォンなどに残るログを解析し、不審なアプリ、外部からのアクセス、マルウェア感染、情報漏洩の可能性などを確認する調査です。

特に企業アカウントの場合は、アカウントの復旧と並行して、次の情報が閲覧・流出した可能性を確認します。

  • 顧客とのDM
  • 取引先の連絡先
  • 未公開の商品情報
  • 広告アカウントや決済情報
  • ほかの従業員が使用するアカウント情報

個人情報保護委員会への報告義務は、企業アカウントが乗っ取られただけで一律に発生するわけではありません。

個人情報漏えいのおそれがある・機密情報が漏洩した可能性がある場合は、サイバーセキュリティに詳しい専門家や専門業者に相談するのも有効な手段です。

特に、企業アカウントが乗っ取られた場合には、被害の大規模化や営業秘密など重要な情報の漏洩が懸念されます。

加えて法人は個人情報などの機密情報が漏洩した場合、「個人情報保護委員会」に報告義務が発生します。

Instagram公式サイトに乗っ取りを報告することに加え、情報漏えい調査を実施し、被害状況の把握に努めましょう。専門家はダークウェブと呼ばれる、一般的な方法でアクセスできない領域を含む、詳細な情報漏えい調査を実施してくれる場合があります。

編集部おすすめ調査会社:デジタルデータフォレンジック(おすすめ度)

Instagramのアカウントが乗っ取られた場合、電話番号やメールアドレスなど、個人情報の漏えいがないか調査することも、セキュリティ上の観点から重要です。

こちらの業者は、情報漏えい調査に加えてスマホやパソコンのハッキング調査やウイルス感染調査も実施しています。インスタが乗っ取られた時に使用していたスマホやパソコンが安全か心配な場合は、24時間無料で相談・見積りまで行ってくれるようなので、不安な方は一度相談してみるとよいでしょう。

デジタルデータフォレンジック

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まとめ

Instagramのアカウントが乗っ取られると、個人情報の漏洩や他アカウントへの不正アクセス、なりすましによる二次被害など、深刻な被害につながるリスクがあります。

Instagramアカウントの乗っ取りに気づいた場合は、速やかにパスワード変更やInstagram公式サイトからサポートに連絡し、公式サイトの指示に従い、アカウントの凍結や復旧を試みることが重要です。

そのうえで端末の安全確認や、不正アクセスが発端の個人情報漏洩調査などが必要な場合は、サイバーセキュリティの専門家に相談し、個人情報が漏洩していないか調査してもらいましょう。

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