サイバーインシデント緊急対応企業一覧|選び方と依頼前にやってはいけないこと

  • 2025年5月23日
  • 2026年10月20日
  • コラム

サイバー攻撃や情報漏えいが起きたとき、どこに連絡するかで被害の広がりは大きく変わります。

本記事では、一般社団法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)が公表している「サイバーインシデント緊急対応企業一覧」をもとに、主な緊急対応企業と選び方を紹介します。

初動を誤ると、侵入経路や被害範囲を特定するための証拠が消えてしまいます。連絡前にやってはいけない対応もあわせて確認してください。

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緊急対応企業一覧とその特徴

緊急対応で実績のある国内企業を紹介します。それぞれの専門性や対応時間、サービスの特性を把握しておけば、万一の際に迷わず連絡できます。

なお、連絡先や受付時間は変更される場合があるため、各社の公式サイトで最新情報を確認してください。

デジタルデータソリューション株式会社

24時間365日体制で、法人・個人を問わず対応している総合デジタルフォレンジック企業です。

ランサムウェア感染や不正アクセスなどのサイバー攻撃に加え、横領や情報持ち出しといった社内不正の調査にも対応しています。

フォレンジック調査に加えて、情報漏洩調査、脆弱性診断、セキュリティ対策まで、初動対応から調査・復旧・再発防止まで一貫したサポートを受けられます。緊急性が高く、どこに相談すべきか迷っている場合は、同社が運営するデジタルデータフォレンジックに相談するのが有力な選択肢です。

>>デジタルデータフォレンジックの評判を徹底調査|特徴・料金・依頼前の流れを解説

対応可能なインシデント例

  • ランサムウェアによる暗号化被害
  • 社内デバイスからの不正情報持ち出し
  • サーバーへの外部不正アクセス

対応手順

  1. 0800-999-3603の専用ダイヤルに連絡。
  2. ヒアリングで状況確認後、必要な調査内容を特定。
  3. 証拠保全、フォレンジック調査、復旧支援を順次実施。
  4. 調査完了後、法的機関や保険請求にも活用可能な調査レポートを提出。
  5. 必要に応じて追加のセキュリティ診断、再発防止のアドバイスやご提案を実施。

セキュアワークス株式会社

世界規模で実績を持つサイバーセキュリティ企業で、デジタルフォレンジックを中心に、脅威の特定から封じ込め、再発防止策の提案まで一貫した対応を提供しています。

特徴的なサービス

  • 米国に本社を持つグローバル企業の知見を活かした対応
  • サイバー脅威インテリジェンス(CTI)による高度な分析
  • 多国籍企業にも対応可能な英語対応体制

対応手順

  1. 03-4400-9373へ緊急連絡。
  2. インシデント内容をヒアリングし、初期対応と封じ込め方針を即決定。
  3. 詳細なフォレンジック調査の後、レポートと法的証拠を提出。

株式会社ラック

「サイバー119®」のブランド名で知られる、国内屈指の実績を持つサイバー緊急対応企業。民間企業から官公庁まで、幅広い対応経験があります。

主な強み

  • 4,800件以上の対応実績
  • 24時間365日の受付体制
  • コンサルティングから調査、復旧、再発防止までワンストップ対応

対応手順

  1. 公式サイトからオンライン問い合わせ。
  2. 初期診断の結果をもとに、対応スコープを決定。
  3. オンサイトまたはリモートで対応を実施。

NTTアドバンステクノロジ株式会社

NTTグループの技術力を背景に、法人向けのフォレンジックサービスを展開しています。社内システムやネットワーク構成に精通したチームが、高度な技術的分析を行います。

注目ポイント

  • 国内大手通信グループによる信頼性と安定性
  • オンプレミスからクラウド環境まで幅広く対応
  • 大企業・自治体などの実績多数

対応手順

  1. 0120-057-601へ電話もしくはフォームから依頼。
  2. 事前ヒアリングの後、対象機器やネットワークの調査対象を決定。
  3. ログ収集と証拠保全を実施、詳細レポートを提出。

EY新日本有限責任監査法人

監査業務で培ったリスク評価の知見とグローバル基準のセキュリティ知見を活かし、企業のサイバー攻撃対応やガバナンス強化を支援する総合系プロフェッショナルファームです。

特徴

  • グローバル連携による脅威インテリジェンスの活用
  • 金融機関・上場企業向けの対応力
  • 攻撃後のステークホルダー対応に精通

対応手順

  1. 03-3503-1318に連絡し、被害内容を報告。
  2. 専門家がフォレンジック調査を行う。
  3. 社内・社外向けの調査報告書を作成する

その他の注目企業

上記以外にも、次のような企業が選択肢になります。

  • GMOサイバーセキュリティ株式会社(24時間対応)
  • グローバルセキュリティエキスパート株式会社(平日対応、研修支援も可能)
  • 株式会社ブロードバンドセキュリティ(土日祝も対応)

サイバー攻撃の調査を社内だけで進めるのは、リスクの高い対応です。侵入経路を特定できないまま復旧すると、再感染や被害拡大を招くおそれがあります。

特にランサムウェアなどの攻撃では、初動を誤ると、データの消失だけでなく個人情報の大規模な流出に発展することがあります。顧客の信頼喪失や取引停止など、経営に直結する被害を防ぐためにも、速やかに専門家へ相談することが重要です。

サイバーインシデント緊急対応依頼時の注意点と選び方

どの企業に依頼するかで、その後の被害拡大や法的リスクは大きく変わります。依頼先を選ぶ際のポイントと、連絡前の注意点を解説します。

>>インシデントレスポンスとデジタルフォレンジック(DFIR)とは?サイバー攻撃対応の全体像を解説

ここでは、緊急対応を依頼する際に押さえておきたい注意点や選定ポイントを解説します。

24時間対応の有無を確認する

サイバー攻撃は休日や深夜にも発生します。初動の遅れは被害範囲の拡大につながるため、24時間365日対応の有無は重要な選定ポイントです。緊急時の正しい初動対応手順については、フォレンジック初動対応マニュアルもあわせてご覧ください。

フォレンジック調査が可能か

インシデントが法的問題や社内不正に関係する場合、証拠保全とデジタル解析(フォレンジック)が欠かせません。社内だけで対応すると、ログの改ざん・消失によって証拠能力が損なわれるおそれがあるため、専門調査会社へ依頼してください。

>>おすすめのフォレンジック調査会社一覧|選び方・依頼の流れを解説

復旧支援の範囲を把握する

調査と復旧は別の専門性が求められます。復旧では、ネットワーク構成の再設計や、暗号化データの復元支援、システム再構築など多岐に渡ります。フォレンジック調査と復旧が同時に行える企業を選ぶとスムーズです。

初期相談の有無と費用

フォレンジック調査にかかる初期費用が不明瞭な企業は、後日予期せぬ追加料金を請求される可能性もあるため、リスクです。無料で初回ヒアリング・簡易診断を提供している企業も多いので確認してみましょう。

実際にかかる費用の目安や内訳については、フォレンジック調査の費用相場をご覧ください。

対応実績と専門性

過去の対応実績や、特定の業種・攻撃手法への対応力は、企業選びにおいて重要な指標です。自治体、医療機関、金融機関などの対応実績があれば安心して任せられます。

公的機関への報告サポートがあるか

IPAやJPCERT/CC、警察、個人情報保護委員会などへ報告が必要な場合、自社だけでは対応に困ることがあります。公的機関との対応経験が豊富な企業に依頼すれば、手続きや必要書類の作成も含めて任せられます。

>>フォレンジック調査会社の選び方|費用・期間・おすすめ企業を解説

依頼前にやってはいけないこと

専門企業に連絡する前の社内対応で、調査に必要な証拠を消してしまうケースが少なくありません。

  • 感染した端末やサーバーを再起動・初期化する:侵入や暗号化の痕跡が消える
  • 不審なファイルやログを削除する:被害範囲を特定できなくなる
  • バックアップからすぐに復元する:侵入経路が残ったまま再感染する
  • 攻撃者に自己判断で連絡・支払いをする:追加の要求や二重の被害につながる

被害に気づいたら、端末をネットワークから切り離し、電源は入れたまま専門企業に相談してください。 

編集部おすすめ調査会社:デジタルデータフォレンジック(おすすめ度)

こちらの業者は、対応件数が47,431件を超え、民間の調査会社でありながら官公庁や大手企業との取引実績も多く信頼できるため、幅広い調査に対応していておすすめです。

まずは無料で相談・見積りまで行ってくれるようなので、不安な方は一度相談してみるとよいでしょう。法人様であれば最短15分でWeb面談といったスピード対応も行っています。

デジタルデータフォレンジック

DDF
費用★見積り無料 まずはご相談ください
調査対象PC、スマートフォン、サーバ、外付けHDD、USBメモリ、SDカード、タブレット など
サービスハッキング・不正アクセス調査、マルウェア・ランサムウェア感染調査、サイバー攻撃被害調査、退職者調査、労働問題調査、社内不正調査、情報持出し調査、横領着服調査、パスワード解除、データ改ざん調査、データ復元、デジタル遺品、離婚問題・浮気調査 など
特長✓累積ご相談件数47,431件以上

デジタルデータフォレンジックは、国内トップクラスの調査力を有しており、累計4万7千件以上の豊富な実績があります。

規模が大きな調査会社でありながら、ハッキング調査などの実績もあるようですし、24時間365日の相談体制、ニーズに合わせたプランのカスタマイズなど、サービスの利用しやすさも嬉しいポイントです。

相談・見積りを“無料“で行っているので、まずは電話かメールで問合せをしてみることをおすすめします。

↓調査項目・プラン・料金などは公式サイトへ↓

まとめ

サイバーインシデントが発生した際、最も重要なのは初動対応の速さと正確さです。社内での対応に限界を感じたら、迷わず専門企業への依頼を検討してください。

本記事で紹介した企業や選び方を参考に、自社に合った依頼先を見つけてください。初動から証拠保全、報告書の作成まで一括で任せたい場合は、デジタルデータフォレンジックのように24時間対応のフォレンジック調査会社を最初の連絡先にしておくと安心です。

関連リンク

・デジタルフォレンジックにおける証拠能力とは?裁判で有効な証拠と認められるための条件と実務対応

・サイバー保険でフォレンジック調査費用を申請する際の条件と注意点について詳しくはこちら>

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