最近、不審な番号からの着信が増えていませんか?その原因の多くは、電話番号の流出にあります。近年では電話番号などの個人情報がダークウェブ上で販売されるケースも増えております。しかし、電話番号が流出したのかどうか、一般的な検索エンジンでは確認できない場合も多くあります。
本記事では、電話番号が流出していないかを調べる方法と、万が一流出していた場合の具体的な対処法を解説します。
また、すでに被害が出ている場合は、個人情報漏洩が発生している恐れがあります。被害の有無を明確にするには、専門の個人情報漏洩調査で客観的に確認することが有効です。不審な着信や詐欺の兆候がある場合は、すぐに専門業者に個人情報漏洩調査を依頼しましょう。
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電話番号の流出を今すぐ確認する方法
電話番号が流出していないかどうか、調べる方法は以下の通りです。
- Trend Micro ID Protectionで調べる
- Google ダークウェブレポートで調べる
- 専門業者に電話番号流出調査を依頼する
Trend Micro ID Protectionで調べる
「Trend Micro ID Protection(トレンドマイクロ ID プロテクション)」は、トレンドマイクロが提供する個人情報・パスワード管理・ダークウェブ監視を中心としたセキュリティサービスです。
- 個人情報の流出チェックページを開く
- ログインまたはアカウント作成を行う
- メールアドレス/電話番号タブを選択する
- 電話番号を入力する
- 今すぐ確認をクリックする
Google ダークウェブレポートで調べる
「Google ダークウェブレポート」は、自分の個人情報(メールアドレス、電話番号、氏名、住所など)が、ダークウェブ上で不正に取引されていないかをチェックできる無料のGoogleサービスです。
- Googleアカウントにログインする
- ダークウェブレポートのページを開く
- モニタリングを開始ボタンを押して設定を進める
- モニタリングする情報を選択する
- 完了ボタンを押す
また、使用者がプロフィール情報を登録しておくと、Googleがダークウェブをスキャンして、該当する個人情報が流出していないかを定期的にモニタリングしてくれます。
しかし、「毎月1回」程度の定期スキャン結果がレポートとして反映される形式で、即時検出ではありません。そのため「通知が来るまで安心」と過信せず、注意することが重要です。
専門業者に電話番号流出調査を依頼する
電話番号が流出しているか確認を行う時、ツールは手軽に利用でき便利ですが、チェック可能な範囲に制限があり、電話番号につながるすべての個人情報の漏洩まで調査しているわけではありません。
専門業者であれば、ツールでは検出できない漏洩経路や、電話番号に紐づく他の情報の流出状況まで詳しく調べることが可能です。被害の早期発見と拡大防止のためにも、状況に応じた専門的な対応を検討することが重要です。
そのため、不審なSMS・通話・アカウント利用が確認された場合には、専門業者に個人情報漏洩調査を依頼することがおすすめです。
電話番号が流出していた場合の主な対処法
電話番号が流出していると、電話番号に繋がれている関連アカウントや銀行口座など、個人情報漏洩が拡散する恐れがあります。電話番号の流出が確認された場合、以下の対処法を行ってください。
- 関連アカウントのセキュリティを見直す
- 二段階認証を有効にする
- 不審な番号には反応しない
- 専門の調査会社へ相談する
関連アカウントのセキュリティを見直す
電話番号が流出した場合、その番号が登録されている各種サービス(SNS、銀行、ショッピングサイトなど)のアカウントが不正利用されるリスクが高まります。まずは、以下の手順でセキュリティを見直すことが重要です。
- パスワードを変動する
- ログイン履歴を確認する
- サービスごとのサポートに連絡する
二段階認証を有効にする
二段階認証とは、WebサイトやSNSなどへログインするときに「2回、本人確認をする」仕組みです。
例えば、1回目にIDとパスワードを入力し、2回目にスマートフォンに送られてくるワンタイムパスワードや、メール・SMSで届くセキュリティコード、あるいは指紋認証や顔認証などの生体情報による認証が求められることがあります。
二段階認証を設定しておくことで、万が一電話番号が盗まれた場合でも、別の認証手段によって不正アクセスや不正ログインを防ぎやすくなります。
不審な番号には反応しない
電話番号が流出した場合、悪意のある第三者が被害者の電話番号にSMSや電話をかけてくる可能性があります。不審な番号からの連絡に反応すると、詐欺やフィッシングの被害に遭うリスクが高まります。
たとえば「あなたのスマートフォンがウイルスに感染しています」といった内容で電話をかけてきて、遠隔操作アプリのインストールを促し、個人情報や金銭を騙し取るサポート詐欺の事例も報告されています。
情報を求められても応じず、着信拒否や連絡先の変更などで対応し、身を守ることが大切です。
専門の調査会社へ相談する
「不審なSMSが届く」「身に覚えのないアカウント登録が行われている」などの症状が見られる場合、電話番号が第三者に悪用されている可能性があります。
電話番号流出による被害の拡大を防ぐためには、電話番号の流出と共に個人情報漏洩が起きているか速やかに確認することが重要です。
既に不審な症状が起きているか、電話番号の流出と共に個人情報漏洩が疑われる場合は、速やかに専門業者へ依頼し、個人情報漏洩の調査を依頼することをおすすめします。
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