スマホを使ったネットバンキングは危険?4つのリスクと7つの安全対策を紹介

スマホを使ったネットバンキングは、インターネットを通じて預金の確認や振込などの手続きが行えるサービスです。しかし、手軽だからこそ「本当に安全なのか?」「危険はないのか?」と不安に感じる方も少なくありません。

本記事では、スマホでネットバンキングを利用する際の4つの危険性と、被害を未然に防ぐための7つの安全対策を詳しく解説します。

もしスマホに身に覚えがないログイン履歴やアプリが見られる場合はすでにハッキングの被害にあっている可能性があります。金融被害が発生する前に状況の把握や攻撃経路を調査するため、専門の調査会社に相談することをおすすめします。

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スマホでネットバンキングを使う際の危険性は?

スマホのでネットバンキングを利用する際にマルウェア感染やハッキングなどのサイバー攻撃を受けた場合、以下のような危険性があります。

  • 預金の不正送金・盗難
  • 口座の凍結や利用制限
  • 取引履歴の改ざんやなりすまし
  • 口座情報・個人情報などの情報漏洩

預金の不正送金・盗難

スマホに侵入したマルウェアは、本人になりすましてログイン情報を盗み、預金を勝手に他口座へ送金することがあります。被害額が数十万円〜数百万円に及ぶケースも少なくありません。

セキュリティが十分でないアプリや古いOSのまま使っていると、攻撃にさらされやすくなります。銀行は一定の補償制度を設けていますが、利用者側の過失があると補償が受けられないこともあるため、日常からの対策が重要です。

口座の凍結や利用制限

不正アクセスの疑いがあると、金融機関は本人確認のために口座の一時凍結や利用制限を行います。被害を拡大させないための措置ですが、日常の支払いや給与振込が停止されると生活に大きな支障が起こる恐れがあります。

特に、個人事業主や企業にとっては、事業資金が使えなくなることもあるため致命的です。

取引履歴の改ざんやなりすまし

攻撃者がネットバンキングへ不正にアクセスした際、取引履歴の一部を削除・改ざんされる恐れがあります。攻撃者は利用者に気づかないように送金履歴を隠すことで、発覚を遅らせたりします。

また、利用者になりすましでログインした場合、攻撃者が利用者を装って他のサービスにもアクセスする連鎖被害が起こる可能性もあります。

口座情報・個人情報などの情報漏洩

スマホ内に保存されたログインID、パスワード、氏名、生年月日、住所などの個人情報が漏洩すると、フィッシング詐欺ダークウェブに個人情報を販売されるなど、銀行口座以外にも個人情報を悪用される可能性があります。

ネットバンキングに異常が見られる場合は、個人情報が漏洩した可能性があるので、すぐに金融機関へ連絡し、個人情報が漏洩していないか調査するため専門業者に情報漏洩調査を依頼することがおすすめです。

スマホでネットバンキングを使う際の7つの安全対策

スマホでネットバンキングを使う際に、以下の安全対策を考えられます。

  1. 公式アプリ・正規サイトのみを利用
  2. OS・アプリ・セキュリティ対策ソフトを最新に保つ
  3. パスワード管理の徹底
  4. スマホのロックと遠隔対策
  5. 不審なメールやSMSのリンクは開かない
  6. 公衆Wi-Fiでは利用しない
  7. 取引通知サービスを活用

1.公式アプリ・正規サイトのみを利用

ネット検索で表示されるサイトの中には、正規の銀行サイトを模倣した偽サイトが混在しています。見た目では区別がつきにくく、正しいURLかどうかの確認が重要です。また、偽アプリや不正な広告経由でダウンロードされるアプリにはマルウェアが仕込まれていることがあるので注意が必要です。

スマホでは必ず公式アプリストア(Google Play、App Store)から正規アプリをダウンロードすることがおすすめです。

2.OS・アプリ・セキュリティ対策ソフトを最新に保つ

スマホやアプリには日々新しい脆弱性が発見されており、開発元は定期的にプログラムを更新してセキュリティを高めています。アップデートを適用しないまま放置すると、攻撃を受けやすくなります。

OSや銀行アプリ、セキュリティアプリは常に最新の状態に保つことが重要です。アップデート通知が来たらすぐに適用し、自動更新設定を有効にすることがおすすめです。

3.パスワード管理の徹底

すべてのネットサービスで同じパスワードを使い回すのは非常に危険です。一度情報が漏洩すると、複数のサービスに不正ログインされる可能性があります。

パスワードは8文字以上、英字・数字・記号を組み合わせた複雑なものを設定し、定期的に変更することが望ましいです。また、メモ帳や写真アプリにパスワードを記録するのは、スマホを紛失した際に情報漏洩のリスクが高まるので注意が必要です。

4.スマホのロックと遠隔対策

スマホ本体にロックをかけていないと、第三者が手にしただけで銀行アプリやパスワードにアクセスできる恐れがあります。生体認証(指紋や顔認証)やパスコードの設定など、最低限のセキュリティ設定をすることがおすすめです。

加えて、スマホを紛失した場合に備えて、遠隔からロックをかけたり初期化を行える機能を有効にしておくことも可能です。Appleの「探す」や、Googleの「デバイスを探す」などの機能を活用できます。

5.不審なメールやSMSのリンクは開かない

「〇〇銀行より緊急のお知らせ」「アカウントに不審なアクセスがありました」などといったメッセージで、偽サイトへ誘導するメールやSMSが増加しています。

リンクを開くと本物そっくりなログイン画面が表示され、IDやパスワードを入力してしまうと、その情報が攻撃者に送信されてしまいます。

不審だと思った場合は、リンクをクリックせずに、銀行の公式サイトからログインして確認することが安全です。

6.公衆Wi-Fiでは利用しない

駅やカフェ、ショッピングモールなどにある無料Wi-Fiは、通信が暗号化されていない場合が多く、盗聴や中間者攻撃のリスクが高まります。公衆Wi-Fiでネットバンキングの利用は避け、公共Wi-Fiに自動接続されないように設定しておくのも一つの対策です。

7.取引通知サービスを活用

金融機関の中には、ログイン通知や振込通知をメールやアプリ通知で即時に届けてくれるサービスを提供している場合があります。

本人が使っていない時に通知が来た場合、不正利用の可能性が高く、すぐに口座を凍結し対処できます。また、日常的に取引をモニタリングすることが重要です。

通知内容に不審な点があれば、必要に応じて金融機関に連絡しましょう。

不正アクセスによる被害を受けたら専門業者に相談する

ネットバンキングで不正アクセスや送金被害に遭った場合、まずは銀行への連絡が最優先です。被害状況の報告と口座の凍結依頼を早急に行いましょう。

しかし、銀行による対応だけでは、どのように攻撃を受けた把握できない場合があります。スマホへのマルウェア感染やネットワーク盗聴など、原因を突き止めるには専門知識が不可欠です。

専門業者は調査を通じて、端末の状態や通信記録などを詳細に調査します。調査した情報は、場合によっては警察への被害届提出にも活用できます。被害状況や攻撃経路を調査するためには専門業者へ相談することがおすすめです。

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