インターネット利用が広がることにつれて、個人情報や通信内容を守る必要性が高まっています。セキュリティ対策の中でも、簡単に設置できるVPN(仮想プライベートネットワーク)アプリが注目されています。
本記事では、スマートフォン向けの無料VPNアプリ「フォンガーディアン」の利用を考えている方々に向けて、他VPNとの違いと安全に使うための注意点を解説します。
ただし、VPNを導入によって、ネットワークが攻撃されるリスクが完全に解決できるわけではありません。万が一、通信中に情報漏えいや不正アクセスなどの問題が起きた場合には、専門業者に相談することがおすすめです。
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フォンガーディアンとは?
フォンガーディアンは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末向けに開発されたVPNアプリです。以下の画像はフォンガーディアンのプレビューになります。

画像出典:Google Play
通常のインターネット接続では、通信データはプロバイダや公衆Wi‑Fiを経由するため、第三者による盗聴や改ざんのリスクがあります。フォンガーディアンは通信経路を暗号化し、通信の安全性を確保します。
特に公共のWi‑Fi利用や、個人情報を送信する場面において、通信の安全性向上が期待できるサービスです。
他VPNとの違い
フォンガーディアンで他のVPNとの違いは以下の表の通りです。
項目 | フォンガーディアン | 他の無料VPN | 有料VPN |
---|---|---|---|
収益モデル | 広告・提携等(アプリにより異なる) | 広告・帯域制限解除の課金など | サブスク収益(広告なしが一般的) |
暗号化方式 | OS/端末機能ベース等(要確認) | 記載なし〜簡易説明 | AES-256 等を明示 |
サーバーの選択 | 自動/限定のことが多い | 限定的 | 多数の国・地域から選択可 |
サポート窓口 | アプリ内FAQ / メール等 | なし〜簡易 | 専用サポート窓口・返金保証等 |
注意点 | 権限・データ取り扱いを確認 | 広告・トラッキングに注意 | 費用が発生 |
上記のように、フォンガーディアンは他の無料VPNに比べてメリットがあるVPNサービスです。しかし、サーバーの選択が限定されたり、アプリへの権限・データの取り扱いにも注意が必要になるなど、完璧に安全なセキュリティ対策とは言い切れない点もあります。
安全に使うための注意点
フォンガーディアンを安全に使うには、まず、以下のポイントをしっかり確認しましょう。
※無料VPNはサーバーが限定的で情報がVPNサービスを提供する会社を経由することが多いため情報漏洩や通信の遅さなどの危険性があります。
個人情報の取り扱いとプライバシー
VPNは通信の暗号化で第三者からの覗き見を防ぎますが、通信は提供会社を経由するため、提供元が信頼できるかどうかが極めて重要です。
過去には、利用者のログを収集・販売する悪質なVPNサービスもありました。具体的には以下を必ず確認してください
- アプリ内または公式サイトで公開されているプライバシーポリシーを開き、「ログを保存していないか」「どのデータが収集されるか」を明記のうえで確認する。
- 利用規約に「データを第三者と共有する可能性がある」といった記述がないか確認する。
- 専門家や信頼できる第三者レビューで「ログポリシーが明確」「匿名化技術が使われている」といった証言があるかチェックする。
これらを怠ると、逆に利用者のデータが悪用されるリスクが高まります。
定期的なアップデート
VPNアプリはセキュリティソフト同様、脆弱性が見つかることがあります。以下の手順で常に最新版を維持しましょう。
- スマホの「App Store」または「Google Play」を開く。
- 検索で「フォンガーディアン」と入力し、アプリページを開く。
- 「アップデート」ボタンがあればタップし、最新版をインストールする。
- スマホOS自体にも最新のアップデートがないか、設定→「システム」→「システムアップデート」で確認し、必要なら更新する。
最新状態を保つことで、セキュリティ脆弱性の悪用を防ぎ、安全性を維持できます。
信頼できるダウンロード元の確認
VPNアプリは必ず、公式のアプリストア(App Store または Google Play)からインストールしてください。非公式のAPKファイルなどからのインストールには以下のリスクがあります
- 改ざんされたアプリにより、マルウェアや不正なコードが埋め込まれる
- 公式アップデートが自動適用されず、脆弱性が残る
インストール時には、開発元が公式であること、レビューやダウンロード数に不審な点がないかも合わせて確認しましょう。
VPNアプリの危険性の理解
VPNアプリ利用において、次のような誤解をしないよう理解しておく必要があります。
- VPNを使っていても、ログインしたSNSやメールサービスが漏れた場合、VPNでは防げない。
- 無料VPNでは、広告配信目的で通信データが収集・販売されているケースもある。
上記の点を理解することで、より、安全にVPNを使える判断力が備わります。
最後に忘れてはいけないことは、VPNアプリの導入など、自力でセキュリティ対策を行っていても攻撃を受ける可能性があるということです。
インターネットを利用する時は常に注意して、万が一、不正アクセスや個人情報漏洩などの疑いがある場合は被害を最小限に抑えるため速急に専門業者に相談することがおすすめします。
VPN利用中に情報漏洩が発生した場合は、専門業者へ相談する
万一、フォンガーディアン利用中に不正アクセスやクレジットカード番号などの個人情報漏洩が疑われる場合、攻撃経路や被害範囲を調べるためにはフォレンジック調査が必要です。
フォレンジック調査でできることは以下になります。
- 不審なリモートアクセスのログやマルウェア実行履歴の復元
- 削除・隠蔽されたファイルの復元
- 通信履歴・IPアドレスの追跡による攻撃元の特定
- 漏えいした可能性のあるデータやその範囲の明確化
フォレンジック調査では、パソコンやネットワークの使用履歴、アクセスログ、不審なファイルの痕跡などを専用ツールで解析し、情報漏えいの有無や被害の全容を明らかにします。調査結果は、企業内の対応指針や法的手続きにおいても非常に重要な役割を果たします。
適切な対応で、被害を最小限に抑えるためには専門のフォレンジック調査会社に相談しましょう。
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