【CVE-2024-23109】Fortinet FortiSIEM に存在する脆弱性

【CVE-2024-23109】脆弱性はFortiSIEMのAPI経由でOSコマンドを叩かれて、認証なしにシステム乗っ取られる脆弱性です。

主にFortinetのFortiSIEMで確認されており、脆弱性へサイバー攻撃をされた場合は適切な対応を行うために専門業者に相談することがおすすめです。

本記事では、【CVE-2024-23109】脆弱性の深刻度・影響を受けるシステムとベンダー情報・想定される被害と対策まで解説します。

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【CVE-2024-23109】脆弱性の概要

【CVE-2024-23109】脆弱性は2024年2月5日にNVDへ公表された、FortinetのSIEMツール(FortiSIEM)にある、危険な脆弱性です。対象製品はFortinetの企業のインフラ向けログ管理ツールです。

現在、修正パッチが出てる状況です。しかし、パッチ適用がされていない場合は、【CVE-2024-23109】脆弱性を悪用されると、認証なしでリモートから API 経由で OS コマンドが実行される可能性があります。

出典:NVD

【CVE-2024-23109】CVSS による深刻度「緊急」

【CVE-2024-23109】CVSS による深刻度は以下の通りです。

CVSS 3.1 評価指標

提供元Base Score深刻度Vector
NVD(NIST)9.8CRITICAL(緊急)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
CNA: Fortinet, Inc.10.0CRITICAL(緊急)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H

Vector Breakdown(各要素の意味)

項目NVD(NIST)Fortinet(CNA)解説
AV(Attack Vector)NNリモート攻撃可
AC(Attack Complexity)LL攻撃は簡単
PR(Privileges Required)NN認証不要
UI(User Interaction)NNユーザー操作不要
S(Scope)UCNVDは同一スコープ、Fortinetはスコープ逸脱あり
C(Confidentiality)HH高い情報漏洩リスク
I(Integrity)HH改ざんリスクあり
A(Availability)HHサービス停止の可能性あり

出典:NVD

【CVE-2024-23109】脆弱性に影響を受けるシステムとベンダー情報

【CVE-2024-23109】脆弱性に影響を受けるシステムとベンダー情報は以下の通りです。

ベンダー製品バージョン
Fortinet, Inc.FortiSIEM7.1.0, 7.0.0, 6.7.0, 6.6.0, 6.5.0, 6.4.0 など
Fortinet, Inc.FortiSIEM6.4.1 より前のバージョンも対象

出典:NVD

【CVE-2024-23109】脆弱性で想定される被害

【CVE-2024-23109】脆弱性で想定される被害は以下の通りです。

SIEM本体の任意コード実行によるシステム制御

CVE-2024-23109脆弱性を悪用されると、攻撃者がSIEMシステムそのものを完全に制御できる状態にされてしまう恐れがあります。

SIEMは企業のネットワーク全体を監視・分析する中枢であるため、ここが乗っ取られると、攻撃の検知やアラートの発報が不可能になります。結果として、社内で進行中のサイバー攻撃に誰も気づかないまま、被害が拡大する恐れがあります。

セキュリティログの消去・偽装

SIEMを乗っ取られることで、攻撃者は収集されたセキュリティログの内容を削除したり、改ざんしたりできるようになります。

セキュリティログの消去・偽装で、本来検知されるべき不正アクセスやマルウェア感染などの痕跡が完全に隠されてしまう可能性があります。また、偽のログを挿入することで、インシデント対応担当者を誤った判断に誘導するなど、対応の遅延や混乱を引き起こすリスクもあります。

ログに含まれる認証情報・機密情報の漏洩

攻撃が成立した場合、盗まれたログを通じて、通信の内容や構成情報、接続履歴など、攻撃者に重要な情報が不正に取得される可能性があります。

特に認証情報や個人データ、設定ファイル内の機密パラメータなどの個人情報が漏洩した際には、組織の信用や事業継続性に多大な影響を及ぼす恐れがあります。

個人情報漏洩への対処法については以下の記事で解説します。

>>個人情報漏洩対策とは?2024年の法改正を踏まえて紹介

他サイバー攻撃への踏み台

侵害されたCitrix製品が、他組織や他国へのサイバー攻撃の中継点として悪用される可能性があります。踏み台にされたことによって、組織が攻撃の発信源と誤認され、被害や調査対応に追われる事態へ発展する恐れもあります。

上記のように脆弱性を突くサイバー攻撃を受けると深刻な被害につながる恐れがあります。自力では不十分な対応になる可能性が高いため、脆弱性を突くサイバー攻撃を受けた場合は専門業者に相談してください。

【CVE-2024-23109】脆弱性への対策

【CVE-2024-23109】脆弱性への対策は主に以下の通りです。

  • ベンダーが提供する最新のセキュリティパッチを迅速に適用する。
  • SIEMに対する管理者アクセスを多要素認証(MFA)で厳格に保護する。
  • SIEMの管理インターフェースへのアクセスを社内限定ネットワークなどに制限する。
  • SIEM本体のログと別に外部に出力されたログをバックアップとして保管する。
  • SIEMに対する不審な操作や設定変更を別系統で監視・アラートする仕組みを導入する。

サイバー攻撃の恐れがある場合は専門業者に相談する。

脆弱性にサイバー攻撃をされた場合は、自己対応に限界があるため、どのような情報が漏えいしたかを正確に把握する必要がある場合には、フォレンジック調査によるデータ収集と分析が不可欠です。

フォレンジック調査でできることは以下になります。

  • 不審なリモートアクセスのログやマルウェア実行履歴の復元
  • 削除・隠蔽されたファイルの復元
  • 通信履歴・IPアドレスの追跡による攻撃元の特定
  • 漏えいした可能性のあるデータやその範囲の明確化

フォレンジック調査では、パソコンやネットワークの使用履歴、アクセスログ、不審なファイルの痕跡などを専用ツールで解析し、情報漏えいの有無や被害の全容を明らかにします。調査結果は、企業内の対応指針や法的手続きにおいても非常に重要な役割を果たします。

適切な対応で、被害を最小限に抑えるためには専門のフォレンジック調査会社に相談しましょう。

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