TeraStationでE14エラーが出る原因と対処法

突然TeraStationに「E14」エラーが表示され、RAIDが読み込めなくなった…。このような事態に直面すると、業務の継続や大切なデータの行方に不安を感じる方も多いでしょう。E14エラーはRAIDのマウント失敗を示す深刻なトラブルで、自己判断での操作は状況を悪化させる恐れがあります。本記事では、E14エラーが発生する主な原因と、安全にデータを守るための正しい対処法を、専門家の視点から詳しく解説します。

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E14エラーとは何か?

E14エラーは、Buffalo製TeraStationシリーズで表示されるエラーコードのひとつで、RAIDアレイがマウントできない状態を示します。このエラーが出ている場合、通常の手順ではデータへのアクセスが不可能になっていることがほとんどです。単なる設定ミスではなく、RAID構成に深刻な障害が発生している可能性が高く、慎重な対応が求められます。

E14エラーが発生する原因

E14エラーの背後には、RAIDの論理破損や複数ディスクの異常、ファームウェアの不整合など、深刻な原因が隠れていることが多くあります。原因を正確に理解することで、誤った自己判断によるさらなる被害を防ぐことができます。

RAIDアレイの崩壊

複数のHDDが不調になったり、リビルド作業が途中で失敗したりすることで、RAID5やRAID6のアレイが正常に動作できなくなり、TeraStationがボリュームをマウントできずにE14エラーを表示することがあります。

ファームウェアやRAID情報の不整合

ファームウェアのアップデート中に停電が発生したり、強制終了を行ってしまった場合、RAID管理情報が破損することがあります。HDD自体には物理的な問題がなくても、RAID構成情報とディスク実体が一致しなくなり、マウント失敗によってE14エラーが出るケースです。

電源トラブル・長期稼働によるダメージ

落雷、瞬間的な停電、または電源ユニットの経年劣化などによって、RAID構成に必要な安定した通電ができなくなり、内部データの整合性が崩れてE14が出る場合があります。長時間稼働しているTeraStationでは、こうした経年トラブルが原因となることも少なくありません。

内蔵HDDの物理障害

最も多い原因のひとつが、内蔵HDDの物理的な故障です。不良セクタの増加や読み取りヘッドの劣化などによって、RAID構成ディスクとして機能しなくなり、RAID情報を読み込めずにE14エラーとなるケースが頻発しています。

これらの原因はいずれも放置や誤った対処によって悪化しやすく、最悪の場合にはデータが完全に失われることもあります。問題の深刻さを理解したうえで、次に紹介する正しい対処法を確認し、安全な初動対応を行うことが重要です。

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▶ ほこりや異物が悪影響を与えてしまう

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E14エラーが出たときの正しい対処法

TeraStationでE14エラーが表示された場合、焦って自己流の操作を行うと復旧が困難になるリスクがあります。以下に、E14エラー時に取るべき具体的な対処法を一つひとつ丁寧に解説します。

再起動は「1回だけ」試す

Buffalo公式が案内する基本対応として、まず1回だけの再起動を試みることが推奨されています。ただし、これで直らなかった場合、それ以上の再起動は控えてください。繰り返すことでRAIDの情報が書き換わり、復旧困難となる可能性があります。

再起動の手順

  1. TeraStationの電源を安全にシャットダウンする
  2. 数分間待機し、電源ユニットや本体の放電を確認
  3. 再度電源を投入し、エラーメッセージが消えるか確認

エラー表示・ランプ状態を確認する

液晶画面やNAS Navigator2の表示から、どのRAIDアレイにエラーが発生しているのかを確認しましょう。加えて、各HDDベイのランプ状態(赤・オレンジなど)や異音の有無、HDDの回転停止なども観察することで、障害の範囲を把握できます。

エラー・ランプ確認の手順

  1. TeraStation本体の液晶画面に表示されているエラー内容をメモする
  2. 各HDDベイのインジケーターランプの色や点灯状態を確認
  3. NAS Navigator2を起動し、該当RAIDのエラー箇所を特定する

不要な通電・操作を止める

CHKDSK、RAID再構築、初期化、HDDの抜き差しなどの操作は一切行わず、再起動で直らなかった場合は電源を切って通電を控えましょう。こうした操作はRAID情報やデータ領域を書き換えるリスクがあり、復旧の可能性を著しく下げてしまいます。

不要な操作を避けるポイント

  1. 再起動1回で復旧しない場合は、すぐに電源を切る
  2. CHKDSKやRAIDの再構築操作は一切行わない
  3. HDDの抜き差しや物理移動も避け、構成をそのまま維持する

専門のデータ復旧業者に相談する

E14エラーは個人での復旧が非常に難しい障害です。

ここまでの対処法を試しても改善できなかった場合、機器に重大なエラーや物理的な故障が生じている可能性が高いです。

この場合、続けて使用すると損傷がひどくなり、復旧できなくなる可能性があります。さらに、自力で分解したり復旧作業を行うのも状態が悪化するケースが多いです。少しでもデータを失いたくない方は速やかに専門業者に相談することをおすすめします。


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