「ファイルをコピーできませんでした」「フォルダーのコピー中にエラーが発生しました」などのメッセージが表示されて、思うように作業が進まない…。そんな経験はありませんか?このようなコピーエラーは、保存先の設定やデバイスの状態、アクセス権限などさまざまな要因で発生します。本記事では、原因を一つずつ丁寧に解説し、それぞれに対して取るべき対処法を具体的な手順とともに紹介します。
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ファイルコピーエラーの主な原因
ファイルやフォルダーをコピーしようとした際に発生するエラーは、いくつかの典型的な原因に分類できます。それぞれの原因を知ることで、適切な対処につながります。問題の深刻度を見誤ると、データの消失や、デバイスのさらなる劣化を引き起こす恐れもあります。以下に主な原因を紹介します。
保存先ドライブの問題
保存先のストレージに問題があると、コピーエラーが発生することがあります。特に以下のような状況に注意が必要です。
- 保存先の空き容量が不足している
- FAT32ファイルシステムで4GB以上のファイルが扱えない
- ディスクに不良セクタが発生している
このような状態のままコピーを繰り返すと、データの破損やデバイスの故障につながるリスクがあります。
書き込み保護やアクセス権限の制限
USBメモリや外付けHDDに「書き込み保護」がかかっている、あるいはコピー先のフォルダーに対してアクセス権限がないと、ファイルコピーがブロックされます。これに気づかず操作を続けると、意図せぬエラーや設定破壊のリスクが高まります。
ファイルが使用中・ロックされている
コピーしようとしているファイルが、別のアプリケーションで開かれていると、操作が拒否されることがあります。特にOffice系のアプリやクラウド同期ソフトなどがバックグラウンドで動作している場合に発生しやすく、無理に操作を進めるとデータの整合性が崩れる可能性もあります。
ネットワークやリモート接続の不安定さ
NASや共有フォルダーへのコピー時に、ネットワークの遅延やセッションの切断が原因でエラーが発生することがあります。安定しない環境下で繰り返し操作すると、コピー中にファイルが破損したり、途中で処理が止まったりといった事象が発生します。
システムエラーやウイルスの影響
Windowsの内部不具合や、マルウェアの活動によってファイル操作が妨げられているケースも存在します。これを放置すると、コピーだけでなくシステム全体の動作不良に発展する恐れがあります。
自力で修復する場合
ストレージ機器に物理障害が発生している状態で、むやみに通電や再起動、フリーソフトの使用、分解などを行うと、状況が悪化し、復旧の難易度が大きく上がることがあります。
特にHDDやSSDは精密機器であり、ちょっとした刺激や誤操作でも内部パーツが傷ついたり、データが上書きされたりして、最終的に復旧不可能になるリスクもあります。誤った対処で大切なデータを失ってしまう前に、まずは専門業者への相談をおすすめします。
自力で修復する場合のリスク

▶ ほこりや異物が悪影響を与えてしまう
▶ 内部パーツに修復できない傷が付いてしまう
▶ 知識不足で誤った復旧作業を行ってしまう
ストレージデバイスの自力での修復は非常に難しく、誤った方法で作業を進めると、データが完全に失われるリスクがあります。安全にデータを復旧させたい場合、データ復旧業者に依頼することが確実です。編集部が厳選したおすすめ業者は下記のボタンからご参照ください。
このように、コピーエラーの原因は多岐にわたります。
コピーエラーの対処法
ここからは、ファイルやフォルダーのコピー時にエラーが出る場合の具体的な対処法を紹介します。それぞれの方法は、発生している問題の原因に応じて効果的です。初めての方でも実行できるよう、順を追って手順を記載します。
保存先の空き容量とファイルシステムを確認する
まずは、保存先に十分な空き容量があるか、ファイルシステムが制限のある形式(FAT32など)でないかを確認しましょう。
保存先ストレージの空き容量とフォーマット形式を確認する手順
- エクスプローラーで対象の保存先ドライブを右クリックし、「プロパティ」を選択
- 「空き容量」が十分にあるか確認する(最低でもコピー元のファイルサイズ以上)
- 「ファイルシステム」が「FAT32」の場合、4GB以上のファイルはコピーできないため、必要に応じてNTFSに変換する
- FAT32からNTFSへ変換するには、コマンドプロンプトで
convert ドライブ名: /fs:ntfsを実行(※データのバックアップを推奨)
ドライブのエラーチェックを実施する
コピー先のストレージにエラーがある場合、ファイルのコピー中に失敗する可能性があります。Windowsのツールでエラーチェックを実行しましょう。
Windowsでドライブのエラーチェックを行う手順
- エクスプローラーで該当ドライブを右クリックし、「プロパティ」を開く
- 「ツール」タブをクリックし、「エラーチェック」の「チェック」を選択
- 表示されるウィンドウで「ドライブのスキャン」を選び、完了まで待つ
書き込み保護やフォルダのアクセス権限を確認する
USBメモリや外付けHDDの書き込み保護が有効になっていないか、またコピー先フォルダに対して現在のユーザーが書き込み可能かを確認します。
書き込み保護とアクセス権限を確認・変更する方法
- USBメモリに書き込み保護スイッチがあれば「OFF」にする
- 「Windows + R」→「regedit」と入力し、レジストリエディターを起動
- 以下のパスへ移動:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\StorageDevicePolicies - 「WriteProtect」をダブルクリックし、値を「0」に設定(存在しない場合は新規作成)
- コピー先フォルダを右クリック→「プロパティ」→「セキュリティ」タブでユーザー権限を確認し、「書き込み」または「フルコントロール」を付与
使用中のアプリやプロセスを終了する
ファイルが別のアプリで使用中の状態では、コピーがブロックされます。アプリやプロセスを終了してから再度操作を行いましょう。
ファイルを使用しているアプリやプロセスを終了する手順
- アプリケーション(Excel、Word、クラウド同期ソフトなど)をすべて終了
- 「Ctrl + Shift + Esc」でタスクマネージャーを開く
- 「プロセス」タブから、関連するアプリやバックグラウンドプロセスを右クリックして「タスクの終了」を選択
- もう一度コピーを試す
接続やケーブルを見直す
USBメモリや外付けHDDの接続が不安定だと、コピー中にエラーが出ることがあります。接続ポートやケーブルを変更して試してみましょう。
接続やケーブルの状態を確認する方法
- USBケーブルを一度外し、別のポートに接続
- 可能であれば別のUSBケーブルやカードリーダーを使用
- ネットワークコピーなら、有線LANへの切り替えや時間帯を変更して試行
ウイルススキャンとシステムの修復を行う
マルウェアの影響やWindowsシステムの破損が原因の場合、ウイルス対策ソフトやシステム修復機能を使って対応します。
ウイルススキャンとシステムファイルチェックの手順
- セキュリティソフトでフルスキャンを実施し、検出された脅威を削除
- 「スタート」→「cmd」と入力し、右クリックで「管理者として実行」
- コマンドプロンプトに
sfc /scannowと入力してEnter - スキャンと修復が完了するまで待機
専門業者に相談・依頼する
上記すべての方法を試しても改善されない場合、内部の物理障害や深刻なファイルシステムの破損が疑われます。このようなケースでは、自己判断での操作を続けるとデータを完全に失ってしまう可能性があります。
専門業者への相談を検討すべきタイミング
- コピーエラーが頻発し、保存先デバイスから異音や遅延が発生している
- 上記対処法で一切改善が見られない
- 誤操作で消えたデータを復旧したい
大切なデータが関わる場合は、専門のデータ復旧業者への相談が最も安全かつ確実です。
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特に物理障害の場合、クリーンルームでの対応が可能かを確認することが重要です。
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まとめ
「ファイルまたはフォルダーのコピーエラー」は、保存先ドライブの不具合やアクセス権限、接続トラブルなど、さまざまな原因が絡み合って発生します。自己流の対処で一時的に解消できたように見えても、根本原因が残っていれば、再発やさらなるデータ損失につながる危険性があります。