マッチングアプリ紹介写真に学生の個人情報が 教育委員会職員【鳥取県】

鳥取県教育委員会は、同委員会の職員がマッチングアプリに掲載した自己紹介用の写真を通じて、奨学金利用者らの個人情報が外部から閲覧可能な状態になっていたと発表した。

問題となったのは、職員が自身の職場の机で撮影した写真。
写真にはパソコン画面が写り込み、奨学生18名分の氏名と返還状況に加え、連帯保証人1名の氏名が確認できる状態だった。
これにより合計19名分の情報が流出したとされている。
報道によると、写真が掲載されていた期間に少なくとも6回の閲覧履歴が確認されている。
なお、流出した個人情報の不正利用や二次被害は確認されていないという。

鳥取県教育委員会は、「職員の不適切な行動が原因で県民の皆さまにご心配をおかけしたことを深くお詫びする。再発防止に全力で取り組む」とコメント。
関係する奨学生と連帯保証人に直接謝罪するとともに、個人情報の取り扱いについて改めて注意を徹底するとしている。

【参考記事】
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/2164422
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/856644

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