大阪府メール誤送信で企業5社12名のメールアドレス流出 職員は誤送信防止システム活用せず

10月25日、大阪府商業サービス産業課において、メールの誤送信による個人情報流があったことが明らかになりました。

概要

これは、商業サービス産業課が“ベンチャー企業の初期支援の連続講座” の開催案内メールを関係企業に向けて一斉送信を実行した際、宛先欄設定を「CC」で送信したため受信者間でメールアドレスが閲覧できる状態にあったというもので、送信した職員自身が実行直後に誤りに気づき問題が発覚しました。

大阪府内では、本来メールの一斉送信時には“安心一斉送信システム”を使用し、送信前の複数人によるチェックがなされるべきところを、当該メールにおいてはそれらの確認が行われていなかったとのことです。

このメールの誤送信により流出した情報は、“ベンチャー企業の初期支援の連続講座”開催案内メールを受信した企業5社12名のメールアドレスが確認されております。

今後の対応

問題発覚同日、大阪府は受信した企業に対し電話による謝罪と、当該メール削除を依頼しました。
大阪府は今後の対応として、メールの一斉送信時は“安心一斉送信システム”の活用および、送信前の数人による事前確認を徹底するとし、再発防止を図るとのことです。
 

【参考URL】
ベンチャー企業向け講座の開催案内を誤送信、安心一斉送信システムを使用せず

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