電波天文学分野における国際共同利用施設「アルマ望遠鏡」が、サイバー攻撃を受けた。
国立天文台によると、サイバー攻撃が検知されたのは10月29日。
当該攻撃により、「科学観測」と「チリ合同アルマ観測所」のwebサイトが停止。
計算機クラスタや、ネットワークに影響が出たことで観測の継続が不可能となっている。
続く復旧作業
11月21日公表時点で、メール環境の復旧など暫定的に進んではいるものの依然として影響は続いている状況という。
現地のセキュリティ担当者によると、年内に観測再開を目指すとしている。
【参考URL】 アルマ望遠鏡へのサイバー攻撃からの復帰状況について https://www.nao.ac.jp/ |