9月16日のWall Street Journalにて、米アマゾンから機密情報が漏洩していた可能性があると報道されました。
参照:https://www.wsj.com/articles/amazon-investigates-employees-leaking-data-for-bribes-1537106401
記事によると、アマゾンの従業員が、アマゾンのECプラットフォームを利用するEC事業者に対して、販売データや検索履歴データなどを提供する代わりに、賄賂を受け取っていた疑いがあるとのこと。
情報漏洩事件の大半が、外部犯行でなく、内部の人的要因によって発生すると言われている。今回の事件は、悪意のある内部犯行であり、情報セキュリティ対策を徹底しているであろうアマゾンですら、機密情報を守り切れないのだから、大切な情報を安全に保管・運用することがいかに難しいかがよくわかる一件でした。