フランス政府機関でクレジットカード情報流出の可能性【アンスティチュ・フランセ】

フランス政府公式機関「アンスティチュ・フランセ」において、オンラインシステム上で顧客情報流出の可能性が判明している。

概要

被害が確認されたのは、2020年8月4日から2021年5月5日までの期間。
アンスティチュ・フランセのオンライン決済システムの提供先「AsiaPay社」にサイバー攻撃被害が発生しており、ユーザーのクレジットカード情報が流出した可能性があるというもの。
AsiaPay社からの調査当初では、被害がおよぶ地域に日本は対象外とされていたにもかかわらず、利用者から「不明な決済があった」という問い合わせが入っている。

影響対象

当該攻撃により影響が懸念されている、日本のユーザーを限定とした情報は以下の通り。

対象期間:
2021年2月3日から5月5日までの期間
対象:
アンスティチュ・フランセのオンラインブティックにおいて、講座または試験への申込みにクレジットカード決済を利用したユーザー
流出情報:
クレジットカード情報

なお、具体的な被害件数に関する情報は公表されていない。

対応

アンスティチュ・フランセは、対象ユーザーに対し個別でクレジットカード明細内容の確認を呼びかけている。
また、被害対象ユーザー専用窓口を設置し個別対応を実施している。

【参考URL】
決済サービス会社におけるクレジットカード情報流出の可能性に関するご報告とお詫び
https://www.institutfrancais.jp/

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