6月度フィッシング詐欺報告件数16,811件と増加傾向に フィッシング対策協議会

7月2日、フィッシング対策協議会から2020年6月において、同協議会に寄せられたフィッシング詐欺に関する統計データを公表しました。

概要

フィッシング対策協議会によると、6月に確認されたフィッシング詐欺に関する報告件数は総計16,811件となり、5月の14,245件から2,566件増加した結果となっているとのことです。
また、フィッシングサイトのURL数は総計5,481 件で、前月4,052件から1,429 件の増加という結果になったとのこと。

被害状況

Amazonをはじめ、Apple、LINE、楽天といった通販ブランドのフィッシングメールの流行および宅配業者の不在通知を悪用したSMSによる被害が前月から変わらず増加傾向にあるとのことです。
さらに、Chromeアップデートを理由としてマルウェアが仕込まれたアプリをインストールさせる手口や、金融機関を騙るフィッシングも確認されているとのことです。
また、アンケートに当選したとして個人情報やクレジットカード情報を入力させ、その後月額で課金させられるといった被害相談も少なくない状況にあるとのことです。
 

【参考URL】
2020/06 フィッシング報告状況—-フィッシング対策協議会

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