ヘルメットを専門に取り扱うオンラインショップ「あんずのヘルメット」において、外部から不正アクセスを受け個人情報が流出した。
概要
同ショップの運営会社「あんず合同会社」によると、情報流出の可能性が浮上したのは2021年11月1日。
クレジットカード会社から、同ショップ上で情報流出を懸念する連絡が入ったことによるもの。
専門機関による調査の結果、第三者による不正アクセスで同ショップ内のペイメントアプリケーションが改ざんされていた事実が判明している。
また、同社が運営するサイト「あんずの安全標識.jp」も同時期に不正アクセス被害と情報流出の可能性が判明している。
影響範囲
当該不正アクセスにより、2021年3月31日から10月13日までの期間「あんずのヘルメット」を利用した顧客436名に影響が懸念されている。
名義、番号、有効期限、セキュリティコードを含むクレジットカード情報が第三者に窃取された可能性があるというもの。
「あんずの安全標識.jp」においては、17名のクレジットカード情報が流出した可能性が判明している。
対応
あんず合同会社は、被害対象とみられる取引内容のモニタリングを実施。
全顧客にクレジットカード明細内に不審な項目がないか確認を呼び掛けている。
なお、「あんずのヘルメット」でのクレジットカード決済を、「あんずの安全標識.jp」は運営をそれぞれ停止。
再開については決定次第web上で公表されると説明されている。
【参考URL】 弊社が運営する「あんずのヘルメット」への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ https://helmet.jp/ |
弊社が運営する「あんずの安全標識.jp」への不正アクセスによる 個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ https://anzh.jp/ |