約5年間運営の青山学院購買会通販サイトが閉鎖　クレジットカード情報が流出

※2020年10月19日16時20分修正済み
一部不適切な情報が掲載されており、内容を修正いたしました。お詫び申し上げます。

10月7日、株式会社アイビー・シー・エスが運営する「青山学院購買会通販サイト」において、複数のクレジットカード情報が漏洩したことが判明しました。

クレジットカード情報漏洩の被害状況

アイビー・シー・エス社によると、5月12日クレジットカード会社から「青山学院購買会通販サイト」から顧客のクレジットカード情報が流出している可能性を懸念する連絡があり問題が浮上。web上での商品販売を中止し調査機関への調査依頼を実施。

調査の結果、2015年6月2日～2020年9月16日の期間に同サイトに登録または商品の注文を行った利用者の個人情報に不正アクセスできる状態にあったことが確認されています。

不正アクセスにより閲覧できる可能性があった情報としては、顧客の個人情報である氏名、会社名、住所、メールアドレス、電話番号、性別、職業、生年月日など2,330件。現時点では、 実際に不正アクセスされた形跡は認められていません。

また、2019年6月25 日～2020年5月12日までの期間に利用した一部の利用者のクレジットカード情報が漏洩し、その漏洩したクレジットカード情報の不正利用による被害も確認されています。

クレジットカード情報漏洩の疑いがあるのは、カード名義、番号、有効期限、セキュリティコードを含むが519名分と報告されています。

対応

アイビー・シー・エス社は、現在クレジットカード会社と連携し被害対象とみられるクレジットカードの取引状況をモニタリング、同時に既存のサイトを閉鎖し、セキュリティ強化されている新プラットフォームでのサイト運営を行う方針で対応を行っているとのことです。

なお、現在も同サイトでの商品web注文は一切停止中で、再開に関しては追ってweb上で公表するとされております。