6月5日判明した文房具・オフィス家具のコクヨ社におけるランサムウェア被害に影響し、オフィス用品の通販サービスを展開する「アスクル」社で顧客情報が流出した可能性が浮上している。
アスクル社は、商品直送サービスをコクヨ社に業務委託している。
調査機関による調査報告ではデータのログなどから個人情報流出の可能性は極めて低いとされているものの、同社サービスのユーザーが影響範囲に該当することから被害の懸念がされている。
なお、対象となるのはアスクル社の「ASKUL」、「ソロエルアリーナ」、「LOHACO」のユーザーで、氏名や会社名、住所、電話番号などの個人情報計30,263件が流出した可能性が当てはまる。
影響対象とみられる対象者にはコクヨから個別の説明が行われるとのこと。
また、アスクル社では今後、個人情報の管理体制の見直しが検討されるという。
【参考記事】
コクヨ社グループ情報システムに対する外部攻撃に関するご報告とお詫び
https://www.askul.co.jp/