2022年8月中にフィッシング対策協議会へ寄せられた、フィッシング攻撃に関する事案を取りまとめたレポートが公開された。
概要
当該レポートによると、フィッシング報告件数のトータルは94,973 件で、7月比で 12,975 件減少している。
確認されたフィッシングサイトのURL件数は49,221 件で、7月比で33件微増として横ばい状態が続いている。
6月以降、VISA、JCBを筆頭にクレジットカードブランドをかたるフィッシングメールが依然として多く確認されており、8月度は報告件数全体の32.4%を占めているという。
さらに8月は国税庁をはじめとする行政機関をかたるケースも多数確認されはじめている。
対策
フィッシング対策協議会は、不審なタイミングで認証コード通知が届いた時はパスワード変更や決済サービスの使用履歴の確認を呼びかけ。
個人情報を求められた際は立ち止まり運営者情報や類似の詐欺事例がないか確認するよう注意している。
また、フィッシングメール対策機能が豊富な大手クラウドサービスやセキュリティ製品の利用も推奨している。
【参考URL・画像】 2022/08 フィッシング報告状況 https://www.antiphishing.jp/report/monthly/202208.html |