オーストラリア国立大学(ANU)は、学内の通信システムが、過去19年もの間外部からの不正アクセスを受けていたことを明らかにしました。
被害対象となっていた情報
オーストラリア放送協会(ABC)の報道内容から、被害対象となっていた情報は、学生や職員、来訪者のおよそ20万人分の個人情報だったとのことです。
また、流出していたと思われる情報内容は、名前や住所、電話番号、税申告番号、銀行口座番号などであったことも確認されております。
不正アクセスに中国が関連か?
サイバーセキュリティ分野の専門家は、中国が今回の件に大きく関わっている可能性が高いと指摘しております。
理由としては、ANUは政府機関に職に就く学生が多いことやアジア圏を題材にした研究を積極的に取り入れられることが多く、中国政府はこれらの内容に注視していることから情報収集そしてターゲットにしたとの見解です。
【参照URL】 ◆豪州国立大、19年間ハッキング被害 中国を疑う声も |