不正アクセスで「バンダイチャンネル」緊急停止 約4,700本以上のアニメ作品影響か

2025年11月6日、アニメ配信サービス「バンダイチャンネル」が、すべてのサービスを一時停止した。
運営の「バンダイナムコフィルムワークス(旧サンライズ)」社によると、不正アクセスの可能性が懸念されている。
バンダイチャンネルは、『機動戦士ガンダム』シリーズなど約4,700本以上のアニメ作品を提供している有料動画配信サービス。
アニメファンにとって長年親しまれている老舗サービスであり、今回の停止は大きな影響を与えている。

同社によると、一部の利用者が意図せず退会状態になる障害が確認されたことから、外部からの不正アクセスの可能性を否定できない状況となり、緊急措置として配信サービスを停止したという。
停止は11月6日23時30分ごろに実施され、以降、すべての動画視聴や会員機能が利用できない状態となっている。
同社は現在、外部専門機関と連携してアクセスログの解析を進めており、原因の特定と安全確認が取れ次第、サービスを再開するとしている。
現時点で個人情報の流出の有無は調査中だが、利用者のIDや契約情報などが不正に閲覧された可能性もあるとして、注意を呼びかけている。

SNS上では、「長年使ってきたサービスなので早く再開してほしい」「退会になっていたら困る」といった声が相次いでおり、利用者の不安が広がっている。
バンダイナムコフィルムワークスは「ご利用中の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけしていることを深くお詫び申し上げます」とコメント。
今後の経過については公式サイトおよび公式Xで順次報告するとしている。

【参考記事】
https://www.bnfw.co.jp/

最新情報をチェックしよう!