岐阜県でケーブルテレビ放送やインターネットサービスを提供する「ケーブルテレビ可児(CTK)」社は、2025年10月27日に自社ネットワークでランサムウェアによるサイバー攻撃を確認した。
攻撃は番組編集を担当するネットワークに限定され、顧客の個人情報を管理する基幹ネットワーク(重要な顧客データを取り扱う中心システム)には影響が及んでいないことがわかった。
個人情報の流出やサービス中断は発生しておらず、現在は外部の専門機関と協力して原因調査と復旧作業を進めている。
CTKは10月28日に公式サイトでこの事実を公表。
10月27日に攻撃を検知した後、ネットワークを隔離する措置を取ったという。
番組編集業務に一部影響が出たものの、テレビ放送やインターネット接続などの主力サービスは正常に稼働を続けている。
同社は「お客様にご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます」との声明を発表。
再発防止に向けたセキュリティ対策の強化を進めている。
【参考記事】
https://www.ctk.jp/