Cisco製ファイアウォールのSSL VPNにDoS脆弱性、ゼロデイ攻撃も報告

出典: ゼロデイ攻撃も / 参照日: 2026年8月12日

Ciscoは、同社製ファイアウォールの「SSL VPN」機能にサービス運用妨害(DoS)につながる脆弱性があるとして注意喚起し、実際に悪用されたゼロデイ攻撃を確認したと公表した。

事案の詳細

問題となったのは、Cisco製ファイアウォールのSSL VPN機能に存在する脆弱性で、悪用されるとDoS状態を引き起こすおそれがある。Ciscoはこの脆弱性について情報を公開し、利用者に対して警戒を促した。

同社は、修正情報の提供前にこの脆弱性が悪用されていたことも明らかにしており、ゼロデイ攻撃として利用された点が特徴となる。現時点で、被害の具体的な範囲や影響を受けた組織の詳細は確認できない。

脆弱性の性質としてはDoSに該当するとされ、機器やネットワークサービスの継続提供に支障が出る可能性がある。

影響と背景

SSL VPNは、社内ネットワークへのリモートアクセスに用いられることが多い機能であり、これを提供する境界機器で脆弱性が報告され、かつゼロデイ攻撃が確認されたことは、業務停止や接続障害に直結し得る。特にVPNは外部から到達可能な位置に置かれやすく、攻撃対象になりやすい。

対策・今後の展望

  • 対象機器と機能の確認:Cisco製ファイアウォールを利用している場合、SSL VPN機能の有無と公開状況を確認する。
  • ベンダー情報の確認と更新:Ciscoが提供する修正プログラム、回避策、追加情報を確認し、案内に従って適用を進める。
  • 監視と運用手順の見直し:DoSが疑われる兆候として、接続不可、処理遅延、再起動の増加などを想定し、障害切り分けと復旧手順を整備する。

CSRIセキュリティ専門家の見解

実際の診断現場では、VPN機能の有効化状況や公開インターフェースの把握が曖昧なまま運用されている例が少なくない。まず確認すべきは、SSL VPNを提供している装置が何か、そして社外から到達できる経路がどこかを資産台帳と設定で突き合わせることだ。そのうえで、更新適用の可否と、停止時の業務影響を最小化する迂回策を事前に決めておくことが重要である。

参照: Cisco製ファイアウォールの「SSL VPN」にDoS脆弱性 – ゼロデイ攻撃も

Cisco製ファイアウォールのSSL VPNにDoS脆弱性、ゼロデイ攻撃も報告
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