「コロンビア大学」がサイバー攻撃被害 約460GB分のデータ流出か

アメリカ・ニューヨークに本部を置く名門私立大学「コロンビア大学」は、2025年8月7日、同大学のネットワークが不正アクセスによるサイバー攻撃を受けたことを公表。
影響を受けた可能性があるのは学生や卒業生、教職員、入学志願者、その家族など計868,969名に上るとしている。

大学の説明では、攻撃は2025年5月16日頃に始まり、6月上旬まで続いたとされており、その後、6月24日に発生したITシステム障害の調査過程で不正アクセスの存在が明らかになっている。
流出の可能性がある情報には以下が含まれます。

・名前・住所・電話番号などの連絡先
・社会保障番号(アメリカの個人識別番号)
・学歴や奨学金に関する記録
・保険関連情報
・健康関連情報

当該攻撃により、約460ギガバイトにおよぶデータが外部に取得された可能性があると専門家は指摘しているとのこと。

大学は対応として、被害の対象者には順次通知を送付。
調査会社と連携した2年間の無料クレジット監視サービスや本人確認保護サービスが提供されるという。
大学は「セキュリティ強化に全力を挙げるとともに、関係者の不安解消に努める」コメントしている。

【参考記事】
https://communications.news.columbia.edu/

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