9月20日、仮想通貨取引所のZaifを運営するテックビューロは、9月中旬にハッキングを受け、67億円相当が盗み出されたことを発表しました。顧客から預かっている金額を補填するため、フィスコと資本提携を結び、50億円の調達を進めています。
仮想通貨のハッキング額は、年々増加していて、警察の発表によると、2018年上半期だけでも約605億円が盗まれているとのこと。2017年上半期の被害金額は約6億円ほどだったので、この金額がいかに大きい数字なのかわかります。
サイバー攻撃の目的は、以前は愉快犯や個人情報や機密情報の窃取が多かったが、最近では直接的な金銭の窃取を目的としていることも多くなってきています。
今後は、仮想通貨に限らず、自身の資産を狙ったハッキングが増えてくるため、一人一人が情報セキュリティの意識を持つことが大切になります。