デル・テクノロジーズにおいて、顧客情報の流出が懸念されている。
情報流出は大規模とされており、デルから製品を購入した顧客の情報が約4,900万件のデータが窃取された可能性が確認されている。
セキュリティ情報を提供するWebサイト「Daily Dark Web」によると、流出したデータには約700万行は個人に関するものが、約1100万行はコンシューマー事業者に関するもの、その他にはパートナー企業、学校、詳細不明な団体などがそれぞれ該当するという。
具体的には、氏名や住所、郵便番号、製品・サービスのシリアル番号や注文番号などが流出したデータに含まれていたとされている。
また、情報流出は米国、中国、インドなどの国々に関連する情報も含まれていたという。
デル・テクノロジーズの広報担当者によると、詳細については現在調査中であり、具体的な侵入手法や攻撃者の詳細については明確になっていない状況と説明されている。
同社は顧客に対し、フィッシング攻撃に注意するよう呼びかけており、パスワードの変更や多要素認証の利用、アイデンティティーモニタリングの活用などを推奨している。
【参考記事】
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240512-2944117/
https://news.biglobe.ne.jp/it/0510/imn_240510_6951695077.html