酒・医薬のDenis Japanサイバー攻撃被害 住所や給与、口座情報など暗号化される

酒類や食品、医薬品などの輸入・販売を主事業としている「Denis Japanグループ(Denis Japan株式会社、セティ株式会社、日仏貿易株式会社、DENISファーマ株式会社、ユニオンリカーズ株式会社)」で、不正アクセスによる情報流出の可能性が浮上している。

同グループによると、不正アクセスは2024年1月16日に確認され、第三者によるランサムウェア攻撃によってサーバー内のデータが暗号化され、一部のアプリケーションやファイルが使用不能になったという。
外部専門家による調査を実施した結果、外部への情報流出は確認されていないものの、攻撃者にデータを閲覧された可能性が否定できないと説明。
現時点で流出したとされているのは、人事や医療、賃金、勤務関連などのデータが対象とされており、氏名、住所、生年月日、社会保険関連番号、税金控除情報、健康診断結果、診療履歴、出産・育児、給与、退職金、福利厚生、支払口座、勤務形態、評価記録、研修履歴といった内容が含まれていたと報告されている。

同グループは対応として、セキュリティ対策の強化を進め、影響拡大の防止に努めると説明。
今後の進展についてはweb上で公表する予定とし、事案に関する質問や不明点については専用の問い合わせ窓口にて対応している。

【参考記事】
当社外のステークホルダーの皆様および退職された従業員の皆様の個人情報への不正アクセスの可能性に関するお知らせとお詫び
https://union-liquors.com/

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