フィッシングで650件の取引先情報流出の可能性 歯科医療メーカー

歯科医療用製品の専門メーカー「デンツプライシロナ株式会社」において、フィッシングメールによる情報流出が発生したという。

概要

2022年11月30日、同社従業員にて業務用スマートフォンのアカウントにログインできない事態が発生したことで問題が浮上。
調査の結果、同従業員は11月29日に宅配業者をかたるフィッシングメールから、フィッシングサイトへ誘導されIDおよびパスワードを入力していたという。
これにより、攻撃者に同社従業員や取引先情報が窃取された可能性が懸念されている。

被害の可能性がある情報は以下の通り。

影響対象:
同社従業員および取引先
流出した可能性がある情報:
スマートフォン内の電話帳データ内の氏名、電話番号、メールアドレスなど全650件

対応

デンツプライシロナ社は、影響対象者全員に不審な連絡の有無を確認。
2月7日時点での二次被害は確認されていないという。
また、再発防止に向け全従業員へのセキュリティ強化および教育指導を実施するとのこと。

【参考URL】
フィッシングメール被害による個人情報漏えいの可能性に関するお詫び
https://www.dentsplysirona.com/ja-jp/company/our-company.html

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