川崎市区役所職員 メール誤送信で50名のアドレス情報流出後、不誠実な対応発覚

8月5日神奈川県川崎市「中原区役所まちづくり推進部総務課」において、職員のメール誤送信による問題対応を怠った疑いあると判明しました。

原因

7月26日、中原区役所にて実施される「警察署・消防署・区役所ぐるぐるツアー」の当選結果を応募者に対してメールの一斉送信にて連絡する際、担当職員の送信設定ミスにより他の応募者のメールアドレスがすべて閲覧できる状態だったというものです。
 

被害

今回のメール誤送信により流出した情報は、「警察署・消防署・区役所ぐるぐるツアー」応募者のうち、落選者50名分のメールアドレス情報で、他の個人情報は確認されておりません。
 

事後対応の問題と発覚

同職員は、受信した応募者から「他のメールアドレスが閲覧できる状態」との返信を受けた後、関連送受信メールをすべて削除して、誤送信についての報告を行わなかったことが判明しており、事実発覚による処分を恐れたためとみられております。
しかし、8月2日にメール受信者からの、同様の誤送信についての指摘のメールを、他の職員が対応したことで問題が発覚しました。

中原区は、直ちに50名のメール受信者に対して説明と謝罪の連絡を行い、該当職員に対して厳正に対処するとのことです。
 

【参考URL】
メールアドレス誤送信、発覚を恐れ隠蔽

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