福島第一原子力発電所 他企業の個人線量情報約6,053件含めてメールの誤送信

4月13日、東京電力ホールディングス株式会社から福島第一原子力発電所において、他企業の個人線量情報を含めたままメールを誤送信し、情報流出したとの情報が公開されました。

概要

4月7日、福島第一原子力発電所にて毎月実施されている個人線量評価データ送付作業時、同業務を受託する協力会社が各企業へのメール送信時、対象企業以外の個人線量評価データ約6,053件を含めたまま実行したとのことです。
当該メールを受信した企業からの指摘により判明しており、調査の結果79社中39社に同様のメールを誤送信していたことが確認されております。
誤送信されたメール内容には、他企業の個人番号や氏名、所属企業名、APD線量値などの情報も含まれておりました。

対応

東京電力ホールディングス社は問題発覚後、メール誤送信先の39社に対し当該メールの削除依頼を実施しており、第三者への情報流出は確認されていないとのことです。
同社は、暫定対策としてチェックリストによる手順確認を行い、今後システムにより企業が個別で閲覧できるような管理体制の導入を進め再発防止を図るとしております。
 

【参考URL】
個人線量データ送信時における個人情報の誤送信について

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