欧州連合(EU)主要機関である「欧州議会」のwebサイトで、サイバー攻撃の影響により接続不能の事態が発生した。
影響は欧州の数か国だけでなく、アメリカにも及んだという。
被害状況
当該攻撃は、webサイトへ大量のデータを送り付け、高負荷をかける手法「DDoS攻撃」によるものだったとのこと。
欧州議会議長であるロベルタ・メツォラ氏は「親ロ派グループが犯行を認めた」とのコメントとともに、当該攻撃前にはロシアのハッカー集団「キルネット」が犯行を示唆する投稿をしていたことを指摘している。
現状、セキュリティ専門家による復旧および対応が継続している状況とのこと。
【参考・関連記事】 欧州議会HPにサイバー攻撃 ロシアのハッカー集団、犯行示唆 https://news.yahoo.co.jp/articles/304c84ef3b7ada159013af40af83caf9b9c4b90d |
欧州議会サイトにサイバー攻撃 「ロシアはテロ支援国家」と決議後 https://www.asahi.com/articles/ASQCS1VBKQCSUHBI001.html |
ハッカー「KILLNET」が日本に宣戦布告 行政サービスや東京メトロなどでアクセス障害 https://cybersecurity-info.com/news/killnet-japan-declaration-of-war/ |