現在、Facebookにおいてユーザーの個人情報がインターネット上で流出している事態が確認されている。
被害対象
2019年にFacebookのユーザーデータが大量に流出する事態が発生しており、今回の問題は当時流出したデータが再びインターネット上で拡散されたとみられている。
日本含む流出データ
確認されている被害対象は、日本を含む106カ国のユーザー約5億3300万件。
このうち日本のユーザーは42万件にあたるとのこと。
流出したデータには、IDをはじめ、氏名、電話番号、生年月日、居住地、勤務先などの個人情報が含まれている。
対応
当該問題は、セキュリティ専門家「Alon Gal」氏により発見されている。
同氏によると、2020年6月ごろには売買目的でやり取りされていると確認したとのこと。
ハッカーによる悪用の恐れからも、Facebook社に被害対象者に通知すべきと指摘している。
一方、Facebookの広報担当者によると当該データは、2019年に報告されたインシデント当時の古いデータと説明。
すでに対応は完了しているとして、以降公式のコメントは出されていない。