フィッシング対策協議会は、2022年2月度におけるフィッシング詐欺に関して受けた報告をまとめたレポートを公表した。
フィッシング以外にEmotetも
当該レポートの結果は以下の通り。
・2 月中受領したフィッシング報告数は48,611件で、1月比で2,004件減少
・なりすましによるブランド被害は、Amazonが報告数全体のおよそ39.2%と最多
・メルカリ、JCBが続き、これら3ブランドの報告件数は、全体の56.6%
また、SMSから送信されているフィッシングについて、docomoをかたるケースが最多となっており、宅配便の不在通知やクレジットカードブランドになりすます例も見受けられたとのこと。
また、フィッシング以外にマルウェア「Emotet」の感染誘導を目的としたケースも確認されているとして、別途注意が呼びかけられている。
推奨対策
フィッシング対策協議会は、対策として以下の方法を挙げている。
・インターネットサービス利用時は、公式アプリやブックマーク済みのURLアクセス
・迷惑メールフィルターを使用
・SPFまたはDMARCによるドメイン認証を使ったアドレス保護を推奨
【参考URL】 資料公開:2022/02 フィッシング報告状況(月次報告書)公開のお知らせ |