日本の情報セキュリティを牽引する独立行政法人の情報処理推進機構(通称:IPA)によると、IPAに届け出のあった不正ログインや偽警告による被害は、2018年に入ってから、増加傾向が続いてます。
IPA届け出があった分だけでも、2018年の第1四半期は7件、第2四半期は10件、第3四半期は15件と増加しているとのこと。IPAに届け出を出す企業はほんの一握りであるということを考えると、実際に被害にあっている企業もかなり増加している可能性があります。
また、第3四半期に届け出のあった不正アクセス15件中、10件の原因は「ID・パスワードの管理不備」でした。セキュリティの製品に頼った対策では、情報を守り切るのは難しい現状です。従業員一人一人の意識をどう変革するかが重要になってきています。
参照記事:http://www.security-next.com/099384