北海道函館市で職員2名による内部不正が判明。
2026年6月22日、大泉潤市長が記者会見を開き、市民部の50代職員による個人情報関連の不正行為と、競輪事業部の28歳職員による売上金着服の2件を同時に発表した。
市民部の50代職員は、2025年中に同僚のパソコンに不正ログインを行い、個人情報を含むデータを持ち出していた。
2026年1月にはそのデータを函館市のメールアドレス宛てに2回送付し、情報流出が発生したかのように偽装。
さらに2026年2月には、持ち出したデータの一部を印刷したうえで、市の関連施設へ送付。
印刷物が施設に届いたことで、情報が市内の通常業務の範囲を超えて扱われる状態となったことで、個人情報流出となっている。
市の調査に対し、職員は「ストレスがあり、うさばらしがしたかった」と説明。
懲戒処分として「停職6か月」となったが、持ち出された個人情報の具体的な種類や件数、影響を受けた市民の詳細については公表されていない。
同会見では、競輪事業部の28歳職員による別件も公表された。
28歳職員は2025年8月から10月にかけて、偽造した払戻請求書を使って市の管理する預金口座から現金を不正に引き出していたというもの。
総額約1,129万円をギャンブルなどに使用した疑いがあるとして、2026年6月8日に逮捕・送検され、懲戒免職となっている。
上記2件から、大泉市長と担当副市長はそれぞれ監督責任者として「自身の給与10分の1を1か月間減額」する処分を下しており、「市民の皆様の信頼を著しく損なう事態を招き、市政をあずかる者として深くお詫びします」と謝罪している。
函館市は対策として、アクセス制御の強化やログ監視、職務分離などの内部統制対策を今後さらに検討する方針だという。
【参考】
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1322338/
https://www.stv.jp/news/stvnews/kiji/st017789a3c93f4217b6babe62d4ea5da7.html
https://news.livedoor.com/topics/detail/31502033/