博報堂の管理サーバーが踏み台に…スパムメール20万件超送信される事態に

博報堂の管理サーバーが踏み台に…スパムメール20万件超送信される事態に

国土交通省は、令和5年度補正事業として実施されている「子育てエコホーム支援事業」の事務局サーバーが第三者による不正アクセスを受けたと公表。

大量のスパムメール(迷惑メール)の踏み台にされていたという。

事務局を務める「株式会社博報堂」からの報告によれば、この事案により同事業の正規ドメインを装った不審なメールが最大で約20万件送信された可能性があるとして、注意を呼びかけている。

不正アクセスは2026年3月18日から20日にかけて発生。

事務局が管理・運用するメールサーバーに対して外部からの不正な接続が試行されている。

調査の結果、同事業の本番用および開発・テスト用ドメインを含む複数のアドレスから、合計202,581件のスパムメールが送信された形跡が確認された。

一方で、サーバー内のデータ改ざんや、申請者の個人情報、非公表情報の外部流出といった被害については、現時点の調査では確認されていないという。

事務局側はすでに技術的な対策を講じており、現在はメールアドレスが再び不正利用される恐れはないとして、システムは復旧した状態にあると報告されている。

事務局および国土交通省は対応として、被害防止の呼びかけを実施。

心当たりのない件名や内容のメールを受け取った場合は、ウイルス感染やフィッシング詐欺の被害を防ぐため、本文に記載されたURLへのアクセスや添付ファイルの開封を行わず、メール自体を削除することが推奨されている。

また、本事業を騙って金銭の支払いや個人情報の入力を求める要求があったとしても、応じないよう注意喚起がなされた。

今回の事態を受け、国土交通省は博報堂に対して原因究明と実効性のある再発防止策の策定。

さらには利用者への丁寧な説明と透明性の確保を厳格に指導したという。

また、本件に関する専用の相談窓口も引き続き運用されており、不審なメールに関する不安や不明点がある利用者へのサポートを継続しているとのこと。

【参考URL】

https://www.mlit.go.jp/report/press/houdou202604.html

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