【羽田空港】従業員が顔認証データ持ち出し 1,046名分データ対象か

羽田空港において運用されている、顔認証技術を用いた手続きシステム「Face Express」から不正に個人情報が持ち出されていた。

概要

国際線の管理運営を行う東京国際空港ターミナル株式会社(TIAT)および日本空港ビルデング株式会社(JAT)によると、同システムの運用業務の委託先「エアリンク」にて問題が発生。
エアリンク社の元従業員が、「Face Express」の管理者権限を悪用して複数の顧客個人情報を外部に持ち出していたという。

被害対象と対応

調査機関による検証によると、同従業員が持ち出した個人情報は1,046名分。
不正に持ち出されたデータはすべて削除されており、その他流出に関する事実は確認されていないとのこと。
TIATおよびJATは、「Face Express」の運用を厳格化し再発防止を図るとしている。

【参考URL】
Face Express システムの取り扱いについて
https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/

 

 

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