広島県が運営するウェブサイト「国際平和拠点ひろしま」が不正アクセスを受けた。
個人情報の流出が懸念されており、該当サイトの公開停止と被害拡大防止に向けた対応が進められている状況という。
2025年1月30日午前7時ごろ、メールマガジンの登録者から「不審なメールが届いた」との通報が警察に寄せられたことで問題が浮上。
調査の結果、「国際平和拠点ひろしま」サイトが不正アクセスを受け、トップページが改ざんされていた。
改ざんされたページには、登録者複数名の氏名、メールアドレスなどの個人情報が表示されており、「保管情報を保護しました。300万円相当のビットコインを振り込んでください」との脅迫文が記載されていたという。
さらに同日、登録者に向け「サーバーの情報を保護しました」とする不審なメールが送付されていたことも確認されている。
公表時点での影響として、3,751名分の氏名、メールアドレス、電話番号、住所などの情報が影響対象とされている。
県は同日中にウェブサイトの公開を停止し、登録者に対して「不審なメールを受信しても開封せずに削除する」よう注意を呼びかけた。
また、警察と連携し、被害の全容解明と再発防止策の検討を進めているとのことで、「個人情報の保護を徹底し、信頼回復に努める」とコメント。
今後の対応については速やかに公表するという。
【参考記事】
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20241230/4000028065.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/c97f6368829cb22f4b7d9df7887b733cc14d2dab