秋田県の地方銀行、顧客情報2,855名分を廃棄 顧客から問い合わせで発覚

秋田県の地方銀行「北都銀行」で、過去に作成された顧客情報書類が誤って廃棄される事態が発生した。

銀行の公表では、紛失が確認されたのは「整理口明細資料」で、1978年から1986年にかけて、旧羽後銀行および旧秋田相互銀行で作成されたものだという。
資料には秋田市内や大館市内など7店舗の顧客情報2,855名分の情報が含まれており、氏名、口座番号、当時の残高が記載されていたとのこと。
紛失が判明したきっかけは、1984年以降利用されていない通帳について、顧客から問い合わせがあり、関連資料を確認しようとした際に保管されていなかったという。
その後、全店舗で調査を行った結果、複数の店舗で同様に資料が見当たらないことが確認された。
同行の内部調査では、外部への情報流出や不正な持ち出しを示す痕跡は確認されておらず、保存期間が満了した他の書類を廃棄する際に、誤って混入し一緒に廃棄された可能性が高いとしている。
公表時点で、情報の不正利用や、外部からの不審な問い合わせは確認されていない。

北都銀行は、対応として今後は整理口明細資料を重要帳票として厳格に管理し、再発防止に努めると説明。
また、同行から顧客に対して個別に口座情報や通帳の確認を求める連絡を行うことはないとして、銀行を装った不審な連絡には注意するよう呼びかけており、今回の件に関する専用の問い合わせ窓口を設置して顧客からの相談への対応を進めている。

【参考記事】
https://www.hokutobank.co.jp/

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