4月16日、インド内務省のサイバーセキュリティ監視機関「CyCord」は、ビデオ会議アプリ“Zoom”が、安全なプラットフォームではないとして、政府職員に業務での使用を停止するよう勧告しました。
概要
CyCordは「政府職員が公用で使用するプラットフォームではない」と声明を発表しており、政府職員に16ページで構成されたPDFでの勧告を実施、合わせてプライベートでの使用を希望する場合に推奨するガイドラインも提示しております。
今回のインド政府の決定は、昨今のZoomに関わるセキュリティ上の脆弱性問題や、Google、Apple、NASAなどの組織が次々と同アプリの使用を控えるよう推奨している動きも関わっているとみられております。
インド政府は、スタートアップ企業を対象にしたビデオ会議アプリケーションの開発コンベンションも実施し始めております。
なお、インド国内でZoomのダウンロード数は、1日最大で45万回以上と確認されておりました。
【参考URL】 Zoomは安全ではない、インド政府が政府職員の業務での使用を禁止 |