産業財産権に関する業務を展開する独立行政法人「工業所有権情報・研修館」において、Emotet被害が発生したとの情報が判明している。
概要
3月15日、同館「鹿児島県知財総合支援窓口」の委託事情社内で被害が判明している。
同社担当者のパソコン1台から、不審ななりすましメールが送信される事態が確認されており、加えて個人情報流出も懸念されている。
委託事情社については公表されていない。
被害対象
当該パソコン内には、584名分の氏名とメールアドレス情報が記録されており、攻撃者に流出した可能性が確認されている。
対応
工業所有権情報・研修館によると、委託事情社から被害対象とみられる584名に個別の連絡を実施したとのこと。
また、再発防止に向けセキュリティポリシーに沿った指導および教育に取り組むとのこと。
【参考URL】 鹿児島県知財総合支援窓口におけるマルウェア感染による情報流出について https://www.inpit.go.jp/index.html |