1月6日、福岡県がクラウド上で管理していた新型コロナウイルス感染症陽性者に関する個人情報が流出した。
概要
福岡県は当該情報をクラウドサービスにて、医療機関と共有する運用をしていた。
2020年11月30日、医療関係者1名にクラウド内のファイルへのアクセス権が付与されたメールを送信時に他人への誤送信が発生。
メールを受信した男性からの指摘で問題が発覚している。
1月6日、報道機関からの取材時、ファイルへのURLに直接アクセスすれば誰にでも閲覧できる状態だったと判明した。
被害状況
誤送信されたURL先のファイルには、新型コロナウイルス感染症陽性者の氏名、居住地、年齢、性別、症状などを含む個人情報が保管されていた。
対象者は9,500名分になる。
対応
現在、クラウド上のファイルは全て削除されており、一切閲覧できない状態に対応されている。
また、再発防止策については検討が進められている状況とのこと。