兵庫県西宮市内複数の小中学校において、児童生徒および保護者の個人情報が記録されていた指導要録が紛失する事態が発生した。
8月16日、西宮市内の小学校で指導要録を紛失したとする連絡が教育委員会に入り問題が浮上し捜索を開始した。
教育委員会は、他校でも同様の事態が発生していないか確認したところ計6校でも紛失が確認されている。
紛失された指導要録には、児童生徒の名前や性別、生年月日、保護者名、入学・卒業年月日などが含まれており、全6校での影響対象は1,500名以上とされている。
8月28日公表時点でいずれの学校も発見に至らず、依然として捜索が続いている状況とのことで。
原因は明らかではないものの、他の書類に紛れて誤廃棄した可能性が最も高いとみられている。
同市教育委員会は今後の対応として、影響を受けた関係者への説明と謝罪が行われる予定という。
また、文書管理の改善と各学校への指導を徹底して再発防止を図るとしている。
【参考URL】
市立小中学校における過年度分の指導要録(学籍)の紛失について
https://www.nishi.or.jp/