岩手朝日テレビ、ランサムウェア被害「社内システムが動作していない」

2025年1月11日、岩手朝日テレビで社内ネットワークのサーバーがランサムウェア攻撃を受け、内部のファイルデータが暗号化される事態が発生。

同日朝、社員から「社内システムが正常に動作していない」との報告を受けた同社は、システム担当部署と開発・運用メーカーによる調査を実施。
その結果、サーバー内のファイル名が書き換えられており、ランサムウェア攻撃の可能性があることが判明している。
被害拡大を防ぐため、問題の端末1台を特定し、ネットワークから隔離するなどの対策を講じた。
また、調査会社やテレビ朝日とも連携し、復旧作業を進めた結果、被害を受けたサーバーは数日内に復旧が完了している。

現在のところ、個人情報の漏洩や外部ネットワークへの攻撃拡大は確認されておらず、同社の放送業務にも影響はありませんでした。同社は引き続き、ランサムウェア攻撃の詳細な解析を行うとともに、再発防止策を検討していくという。
岩手朝日テレビは、「関係各所の協力を得ながら、今後も安全なネットワーク運用を目指して尽力していく」とコメント。
現在は通常業務が再開されているとのこと。

【参考記事】
ランサムウェア攻撃の発生について
https://www.iat.co.jp/

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