【日本栄養士会】不正アクセス被害 攻撃者は管理者ID悪用か

栄養士の職能団体「日本栄養士会」において、第三者からの不正アクセス被害が検知された。

概要

10月11日、外部からの通報により不正アクセス被害が判明。
同会会員の管理システムにおいて被害が確認されており、内部の会員情報が攻撃者に窃取される恐れがあるという。

11月8日公表時点では、当該攻撃による影響範囲や原因などの詳細調査が進められている状況とのこと。
また現時点での調査で、攻撃者は管理システムの管理者IDを使い不正アクセスを実行したことが判明しているが、取得経緯は不明とされている。

被害の可能性と対応

影響が懸念されている情報流出の対象として、日本栄養士会会員全員が該当するという。
含まれる情報として確認されているのは、会員番号をはじめ生年月日、氏名、住所、電話番号、勤務先などの個人情報。

同会は、対応としてパスワード運用や異常検出などのシステム面でのセキュリティ強化対応を実施するとしている。
また、不審な連絡や郵便物などが確認される可能性についても注意喚起を行っている。

【参考URL】
日本栄養士連盟会員管理システムへの不正アクセスによる個人情報流出の可能性のお知らせとお詫び
http://www.eiyourenmei.jp/

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