生徒「他の生徒情報が見える」受験データ313名分の結果が丸見え状態に…鹿児島県立高

2026年1月30日、鹿児島県内の県立高校で、大学入学共通テストの自己採点結果313名分が誤って校内の他の生徒に共有される事案が発生した。

県教育委員会によると発端は、担任の教諭2名が生徒の受験校情報を集約するため、大学コード一覧を記したExcelファイルをクラウド上の共有フォルダーにアップロードしたことによるもの。

ファイルはそれぞれが担任するクラスの生徒計82名と共有されたが、このファイルに共通テストを受けた3年生313人分の自己採点結果(得点データや志望校情報などが含まれる可能性がある)が、非表示のワークシートとして混入していたという。
非表示シートだったため通常のExcelでは見えなかったが、別のソフトやアプリで開くとデータが閲覧できる状態になっていたとされている。
共有直後、生徒から「他の生徒の情報も見られる」との指摘があり、教諭はすぐにファイルを削除。
ダウンロード済みの58名にも削除を依頼し、翌31日午前9時までに全員の削除を確認した。
少なくとも2名がデータを閲覧していたものの、外部への流出は確認されていないとのこと。

学校側は2月2日に全校集会を開き、校長が全生徒に直接謝罪。
保護者には文書で謝罪を伝え、校長は「個人情報を守ることができなかったことは遺憾で、申し訳なく思っている」と述べている。
県教育委員会の教育DX推進室(デジタルトランスフォーメーションを推進する部署)室長は「本来の事務手続きを徹底したい」と説明。
県教委は全公立学校に対し、個人情報の適切な管理を求める通知を出す方針という。

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